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『尊敬の方法』
~経営者のマインドセットの秘密 Vol.27~

こんにちは♪
エグゼクティブコーチング・トレーナーの
秋山ジョー賢司です。

今回は、【尊敬の方法】という
テーマでお話したいと思います。

(はい、久々にまともそうなテーマですね)

では、「尊敬」についてお聞きしますね。

(はい)

あなたは、どうやって尊敬していますか?

(はぁ〜!? 尊敬をどうやって?)

尊敬をするとき、どうやってるのですか?

(相変わらず、聞かれたことない質問ばかり…)

(どうやってだろう…。えっと…凄いな〜とか、そうなりたいな〜とか)

それは、尊敬している相手に対する「あなたの考え」であって、
尊敬の方法ではありません。

(じゃあ、どうやってやってるんですか!!)

半ギレしてますね(笑)
お答えしますので、怒らないでください(笑)

(ブーっ!)

尊敬する方法とは「観察」です。
相手を「観察する」ことが尊敬の方法なのです。

そもそも尊敬とは、
相手を尊重し敬うことです。
好きになる。憧れるとは違うのです。

相手を尊重し敬う。つまり、
ジャッジをせず、相手をよく観察するということです。

その人が…
何が好きで、何が嫌いで…。
何に燃えて、何に萌えて(?)…。
何に怒り、何を恐れているのか…。
猛烈に観察することです。
それもニュートラルに。

(確かに、尊敬する人のことをめっちゃ見ています)

よく観察した結果、つまりよく尊敬した結果、
相手を好きと判断したり、好きでない、と判断したりします。

(えっ、好きになるのは尊敬した後なの?)

そうです。
尊敬(=ニュートラルの観察)した結果、
自分の好みに当てはめているだけですから。

(そうだったんだ…)

よく、
「社長を尊敬できない」とか、
「部下に尊敬されたい」など、
「尊敬」についての相談が来ますが、

そもそも論として、
まず、「尊敬とは観察であり、好き嫌いではない」
とお伝えしています。

特にビジネスにおいては、「好き嫌い」が
重要でないシーンがたくさんあります。

(たしかに…)

いいのです。
「好きにならなくても」
尊敬すれば。つまりよく観察すれば。

していけないのは、
尊敬の反対、つまり「観察しない」「見ない」
ということです。

部下を見ない。
社長を見ない。
クライアントを見ない。
相手の価値観を見ない。

尊敬の反対は「無視」。
つまり、相手を亡き者にする、いなかった人とする、
ことです。

相手をニュートラルに観察して下さい。
好きになっても、ならなくてもいいのですから。

(なんかしらないけど、安心してきました)

そして
尊敬力(=ニュートラルな観察力)が高まると、
ビジネスが加速しますよ。

(どうしてですか?)

それは、また次回お伝えしますね。


最後に【自分の尊敬力を広げる】ための
Self Question をお伝えします。

『もし好きにならなくてもいいのなら、
 私が、尊敬(=ニュートラルに観察)した方がいい相手は誰だろう?

 私がその人を観察しないようにしているのは何故だろう?』


あなたは、この質問になんと応えるでしょうか?
自分を活かす天才になる旅、今週も楽しんで下さい♪
CHANGE YOUR MIND!!


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  Joeの自分を極める言葉
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好きにならなくていい。
観察すればいい。

それが尊敬するということ。    
          by Joe


相手はそこにいる。
しっかり観察する。
相手が何を大切にし、
何に憤りを感じるのか?

好きとか、嫌いとか
それは自分の好みを知ることであり、
相手を知ることではない。