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『無意識が勝つ理由』
~経営者のマインドセットの秘密 Vol.32~

こんにちは♪

エグゼクティブコーチング・トレーナーの

秋山ジョー賢司です。

 

今回は、【無意識が勝つ理由】という

テーマでお話ししたいと思います。

 

 

(実は先日も、無意識に負けてしまいました…)

 

 

どうしたのですか?

 

 

(その日は、飲まないで帰ろうと思ったのに、

友人に食事に誘われて、ビールをたくさん

飲んでしまい、次の日一日中、頭が痛たかった

んです…)

 

 

今日は飲まないぞ!と決めた(=考えた)のに

食事に誘われ美味しいビールがイメージされ、

 

その瞬間、ビールを飲む感覚が起き、その

感じる自分に負けてしまったのですね。

 

 

(そうなんです!)

 

 

(なぜ、意識より無意識の方が勝ってしまう

のですか?)

 

 

専門的にはいろんな言い方がありますが、

シンプルに言うと、

考える自分(意識)より、感じる自分(無意

識)の方が優位でないと生き物として死んで

しまうからです。

 

 

(?)

 

 

意識的に心臓を動かして、意識的に呼吸して

生きていくのはとても困難ですよね。

 

 

(確かに…)

 

 

また、飛んで来た物体を意識的に避けるとし

ましょう。

・飛んで来たものは何かを考えて…

・どうやら危なそうだと判断して…

・どの足から動かすか考えて…

・右足を動かし、それから…

 

(そんなことしてる間にぶつかります!)

 

 

ですから、生き物として「無意識の方が圧倒的に

優位」でないと困るのです。

これは、人(生き物)として無意識が優位に

動くというプログラムが組まれているのです。

 

 

(では、ずっと勝てないのですか?

ずっと無意識のいいなり?)

 

 

勝つ必要ありません。

 

 

(えっ?)

 

 

自分を活かす天才は、無意識と戦いません。

むしろ、無意識に手伝ってもらうのです。

 

 

(えっ?)

 

 

先ほどの話で、

お酒を飲んだ日、本当はどうなりたかったのですか?

 

 

(次の日は、映画を見に行く予定でした。

行ったのですが頭が痛くて、痛くて…

ちっとも楽しめなかったです)

 

 

前の日に飲みに行くのと、次の日に「いい状態」

で映画を観るのとでは、どちらが欲しいですか?

 

 

(それは「いい状態で映画に行く」です。

だってずっと楽しみにしていた映画ですから!)

 

 

それがアウトカムなら、そのアウトカムを得る

ために無意識に手伝ってもらえばいいのです。

 

 

(どうやって?)

 

 

友達に映画で誘われた時に、

飲みに行って次の日に頭が痛くなることをイメージ

するのです。

 

 

(すごい、いや!)

 

 

次に、とてもいい状態で映画に行ったことを

イメージします。

 

 

(すごい、楽しい!)

 

  (でも、あの時も次の日に映画を行くことを

考えましたよ)

 

 

考えるだけではダメです。考える自分(意識)なので。

行った時のことを感じるのです。

 

 

(そっか、感じる自分か!)

 

 

それも、いい状態で映画に行ったらどんな感覚を

得ることができるかを「鮮明」に感じるのです。

 

このように、

自分の本当に欲しいものを得るために、

無意識に手伝ってもらうのです。

 

 

(今度、飲みに行かないと決めた日に

コレ、試してみます!!)

 

 

 

最後に【無意識に手伝ってもらう】ため

のSelf Question をお伝えします。

 

してはいけないことを、してしまいそうになった時…

 

『それをしたら、その後どんなことが

 起きるのだろうか?

 それはどんな感覚になるのだろうか?

 

 本当に得たいものはなんだろうか?

 それを得たら、どんな気分になるのだろう?』

 

 

あなたは、この質問になんと応えるでしょうか?

自分を活かす天才になる旅、今週も楽しんで下さい♪

CHANGE YOUR MIND!!

 

 

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  Joeの自分を極める言葉

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『手放す』とは、

 

『あきらめる』ではない。

 

          by Joe

 

 

その考えを手放す。そのやり方を手放す。

その関係を手放す。過去の実績を手放す。

 

でも、それは目的をあきらめることにはならない。

むしろ、目的を達成するためだ。