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『顧客にマウンティング』
~経営者のマインドセットの秘密 Vol.53~

エグゼクティブ コーチング トレーナーの
秋山 ジョー 賢司です。


今回は、【顧客にマウンティング】
というテーマでお話ししたいと思います。


(えっと、ジョーさん流のマウンティング
 は「魅了する」でしたね)


はい。
その意味で、顧客にマウンティングするとは
相手のアウトカムに圧倒的に寄与していく、
です。


(例えば、
 ・そこまでやってくれるんだ。
 ・こんなに想ってくれているんだ。 
 とかですか?)


それでもいいのですが、
プロフェッショナルとしてやりきること
が大切です。


どう違うのですか?


相手に、
「そこまでやってくれて、申し訳ないな〜」
と思わせては、ダメです。


「そこまでやるんだ。すげーなー」
「そんなこともできるんだ。さすがプロだな〜」
「わぁ〜、やられたなぁ〜♪」


これがマウンティングです。


そして、実力のある顧客を
魅了できるようになってください。


(実力のある顧客ですか…)


実力のある顧客を魅了して、
「やられた〜♪」にするためには、
それ相当の実力があなたにも
必要になってきます。


(たしかに)


実力のある顧客を魅了しようと思う時、
注意してもらいたいのは、
・下手に出ない。
・媚へつらはない。こと。

それは、関係性に恐れを感じ、
あなたが勝手に顧客にマウンティング
されている状態なのです。


そして、
そのスタンスは、プロっぽくないので、
それでは相手は全然「魅了されない」のです。


とくに実力ある顧客は、下手に出る人には
魅了されません。


(どうすればいいのですか?)


まず第一に大切なことは、
あなたがコア・ステイトの状態になっている
ことです。


【コア・ステイト】とは、コア・ビジョン
に向かっている時に感じる身体の内側の状態
です。

人によっては、身体の内側に
・広がりを感じている。
・伸びやかさを感じる。
・おっきな樹のような感じ。など。

または、
・スーパーサイヤ人のよう。
・フォース(スターウォーズ)を感じている。
ということかもしれません。

いずれにしても、
身体の内側がいい状態である。ということです。


決して、
・威張っている。
・背伸びしている。
・大きく見せている。
状態ではありません。


その状態から、
相手のアウトカムが加速するように、
自分の力を使っていくのです。


(でも、顧客をマウンティングする。って
 やっぱり抵抗があります…)


そうでしょうか?

よく考えてください。
例えば、コンサル業をしている人が、
顧客のアウトカムに圧倒的に寄与する。
歯医者なら、歯で問題を抱えている人を
圧倒的解決をする。


(たしかに、それは嬉しいですね)


ある意味、
顧客はあなたに素敵にマウンティングされる
のを待っているのです。


マウンティングとは、
顧客が「やられた〜♪」という状態になる。


顧客の状態がよくなれば、
顧客のビジネスが加速しますよね。


(そういうことか!)


あなたは、
顧客をマウンティングできていますか?



最後に【顧客をマウンティングする】
ためのSelf Question をお伝えします。


Q相手のアウトカムはなんだろう?


Q相手のアウトカムの加速のために、
  私が圧倒的にできることは何だろう?
 

あなたは、この質問になんと応えるでしょうか?
自分を活かす天才になる旅、今週も楽しんで下さい♪


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  Joeの自分を極める言葉
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丁寧だと思ってるでしょ。

      へりくだってますよ。

             by  Joe


上質な旅館のサービスを思い出して欲しい。
一流ホテルのイケてるベルボーイでもいい。

彼女ら彼らは丁寧だけど、
へりくだっていない。

そう。彼らは、あなたをマウンティング
しようとしているのだ。
プロとして見せつけているのだ。

丁寧だけど、下手に出ない。
マウンティングの基本です。