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『鼓舞しても動いてくれない部下』
~経営者のマインドセットの秘密 Vol.82~

エグゼクティブ コーチング トレーナーの
秋山 ジョー 賢司です。


今週のテーマ:
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自己イメージが低い部下を
     鼓舞しても動いてくれない…
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Q 自信がなく、気力がない部下がいます。
 彼は力があるのにうまく出せていません。


「お前ならもっとできるよ」と鼓舞しても、
「大丈夫だよ、自信持っていいんだよ」
と優しく言っても、

「僕はたいした人間ではありません…」

と、全くやる気になってくれません。


このような部下には、どう対応していけば
いいでしょうか?

30代 経営者

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※今回は、ブラックJOEで回答します。

A 部下の自己イメージの低さ
 なんて無視しとけ!


彼は、自分に対して「価値がない」
と感じている。

それって、言い換えると意識が
自分に向き過ぎて「責めている」ってこと。


そんな状態なのに、
「君」はもっとできる。
「君」は大丈夫。


と、意識を向ける言葉をかけても、
なんも変化は起こらない。


彼の意識を外に向けていく。


(お前の自己イメージの低さなんて知らん。
 そんなことより…)
という気持ちからの~


『俺は、どうしてもこのビジョンを
成し遂げたいんだ。
困っている。俺を手伝ってくれ!』
(↑媚びずに言うのがポイント)


と、あなたのコア・ビジョンや、
あなた自身に惚れさせる。

部下が、あなたのコア・ビジョンに、
または、あなた自身に惚れると
意識が外に向いてくる。


「自分は価値がない」という自己イメージと
向き合うことをやめ、
「あなたのコア・ビジョンのためにできること」
「あなたのために役立てること」を探し始める。

部下を鼓舞するのではなく、
部下を承認するのではなく、

部下をあなたのコア・ビジョンを見せて
惚れさせる!


今こそ、
あなたのコア・ビジョンを見せつけてやれ!


今週も
自分を活かしまくる天才になろう!!

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今週のJOE語録
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 自信がない時、勇気を持て。
 勇気がない時、覚悟を持て。
 
 覚悟がない時…やめておけ。
          by Joe
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経験や実績が自信をつくっている訳じゃない。
勇気が自信をつくり、
勇気は覚悟から作られるのです。