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『相手を魅了させたいができない...』
~経営者のマインドセットの秘密 Vol.84~

エグゼクティブ コーチング トレーナーの
秋山 ジョー 賢司です。


今週のテーマ:
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魅了させたいと思い、
相手に合わせすぎて疲れてしまう。
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Q. 最近、ビジネスパートナーや他の経営者と
の交流を増やすために、勉強会に行っています。
素晴らしい人、面白い人に出会って、
一緒に仕事ができたらなぁと考えています。


いい関係を構築するには、秋山先生が言う
マウンティング(魅了する)をしなければ
と思い、とにかく相手の話を否定せず、
相手に合わせて話をしています。


しかし、相手は、私に魅了されたと言う
感じがなく、毎回、自分が空回りしている
気がします。

ビジネスパートナーや他の経営者を魅了する
ためにはどうしたらいいですか?

50代 経営者

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A. アウトカムを変更してしまいましょう。

出会った素晴らしい人を
マウンティングしようと思い、
相手の話に同調したのですね。

確かに人は、同調してもらえると、
親しみを感じ、あなたと話すのが楽しくなる。
楽しくなれば、あなたと組みたくなります。

しかし、なぜ機能しないのでしょうか?

それは…
あなたは、マウンティングしようと思っているが、
あなたが一方的に魅了されているのです。

もしかすると、その出会った人に対して、
まだ力不足なのかもしれません。

これは、
それほどの人物に出会えたということです。


『大丈夫です』(キッパリ)


アウトカムを修正してしまえばいいんです。


「素晴らしい人と組む」ではなく、
「素晴らしい人のやり方を吸収しまくる」に変えます。

大切なのは、その出会いが
あなたのコア・ビジョンに機能することです。

今の自分ではマウンティングできない相手なら、
その人から徹底的に教わってしまえばいいんです。


方法はシンプル。


「へーそうなんですね。すごいですねー」
『それってどうやってやっているんですか?』

と尋ねる。↑↑この質問が大事。


もう一度言います。
『それってどうやってやっているんですか?』

自分が感心していることをアピールしている
場合ではありません。


相手がどうやってうまくやっているか?
それを引き出す(教えてもらう)。

簡単に言うと、
『うまくやっている秘密を教えてもらう』
ということですから。

そして、相手から引き出したやり方を
自分のビジネスで活用する。

そうやって、自分を高める。

そして、半年後。
ステージを上がったあなたは、あの時の相手を
うっかり魅了できているはずです。


その時に、しっかり組む。

そうすれば、相手のビジネスも
あなたのビジネスも加速します。


今週も、
自分を活かす天才を目指して!!


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今週のJOE語録
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自分の行動に、
自分が勇気付けられた時。

    それを、自尊心という。

         by Joe

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確かに、あなたの行動は、
誰かを勇気付けるかもしれない。

しかし、気付くべきだ。

あなたの行動は、
あなたを勇気付けていることに。