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『問題のトリセツ(その4)苦手な問題の解き方』
~経営者のマインドセットの秘密 Vol.98~

エグゼクティブ コーチング トレーナーの
秋山 ジョー 賢司です。

問題のトリセツ 第4弾は、
「苦手な問題に対応する方法」をお送りします。


今週のテーマ:
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苦手な問題に対応する
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問題とは、アウトカムに辿り着くための道標。
しかし、発生した問題には得意なものと
苦手なものがあるのも事実です。


苦手な問題に対応する時、
なぜ上手くいかないか知っていますか?
(当たり前すぎてわからない?)


苦手な問題を対応する時、多くの人が
ある「大きな勘違い」をしているからです。

それは、次のようなステップで進みます。

1)苦手な問題に直面すると
インナー・ステイトが悪くなる。
(※インナーステイト=身体の内側の状態)

2)その悪い状態のまま実行する。

3)パフォーマンスが落ちる

4)上手くいかない。


当然すぎるこの流れ。
ちょっと考えてください。
「苦手なこと」をするのですよ?


苦手なことをする時は、よりいい状態で取り
組まないと上手くいかないと思いませんか?

得意なことだったら、
どんな状態でも上手くいきます。
得意だから。


苦手な問題の時こそ、インナー・ステイトを
整える必要があるのです。

しかし、それがなかなかできない。


なぜかというと、
これから苦手なことをするのに、
インナー・ステイトをいい状態にするなんて
できない、と思っているからです。


はっきり言います。

苦手なことをすることと、
あなたのインナー・ステイトは
なんら関係がありません。

ここが重要。もう一度言いますね。
苦手なことをすることと、
あなたのインナー・ステイトは関係ありません。
影響を受ける必要がないのです。


・部下との面接が苦手
・あの顧客が苦手


苦手でも苦手でなくてもどちらでもいいので、
あなたのアウトカムを教えて下さい。


部下と面談することで
あなたは何を得たいのですか?
顧客のところに営業を通して
何をしに行くのですか?


それをしっかり思い出し、
あなたのインナー・ステイトを
最大化してから取り組んで下さい。


それが、苦手な問題に対応するための
最良の方法です。

【経営者のマインドセットの秘密】
苦手なお題こそ、
インナー・ステイトを整える。


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今週のJOE語録。
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怖い と 危ない は違う。
    
          by Joe
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怖いことは、避けなくていい。
危ないことは、避けるべき。

ビジネスにおいて、
怖いことを避けようとするから、
判断を間違える。

怖いことは、怖いと感じるだけ。
大丈夫だから。