VOICE
体験者の声
武田文之志

武田文志さん

能楽師

オフィシャルサイト / http://takedafumiyuki.com/ak/

「意識レベルが高ければ、より楽しめるセッションになります。
どこまでも深く、自分自身の心や精神を高めることができる。」

観世流シテ方 能楽師の武田文志さん。物心付く前から舞台に上がり、自分自身を高めることに関しては、常人では及ばない「天才」。そんな武田さんが、秋山ジョー賢司のセッションを受けて得たものとは?経営者・エグゼクティブとは違う角度から、秋山ジョー賢司のセッションについて語っていただきました。

■最初に、秋山ジョー賢司を知った時はどんな印象でしたか?

最初にお会いしたのは、私が行きつけのシャンソンのお店だったと思います。紹介されて名刺交換して、少し立ち話したくらいだったんですね。その時は、「目のギョロっとした人だな」という印象でした(笑)その後に、私の能の公演を見にいらした際に、「声の出し方、発声が他の役者さんと違いますね」と言われて。私自身、謡には特別な拘りと自負を持っていますが、初心者の方にはそうそう分かる事ではないので、非常に鋭い感性と観察力で物事を見ている方だなと感じ、セッションを受けることにしました。

■実際にセッションを受けられて、いかがでしたか?

ジョーさんは、対話の相手をとても良く観察される方だと思うのですが、その見ているものがとても「深い」んです。グイグイと内面に入り込んでくる。今の世の中って、踏み込むことを嫌がる/怖がる人がとても多いように感じるのですが、ジョーさんにはそういうのがない。「もうここでいいかな」みたいな感覚がないから、二人で話していると、どこまでも心や精神を突き詰めた深い話ができるんです。他の方が聞いたら、恐らく何を話しているのか分からないレベルの話までしていましたね。

■自分の嫌な部分と向き合うことは、苦痛ではなかったのですか?

私は、芸も含めた自身の向上の為、日常的に自分へのダメ出しをしているので、掘り下げられて嫌なこと自体があまり無いし、そういう感覚はあまりありませんでした。なので、「セッションは楽しい」というのがシンプルな感想ですね。セッション後、ジョーさんには「実は武田さんへのセッションの仕方は、他の方とちょっと変えていたんです」と言われました。

■具体的には、どのように違ったのですか?

正に先のご質問の通り、初めは「受ける側の嫌なところや痛いところ」を、絶妙なアプローチでグイグイ突いて来るのがジョーさんの基本スタンスの様なのですが、「武田文志にはそれがなさそうだ」と、初回のセッション時から気付かれていました。ですから、初回から自分自身の精神を広げるというか、考え方、思考の流れみたいなものが変化する様に仕向けられたのです(笑)ジョーさんの一つのコンセプトは「自分を活かす天才を創る」だと思うのですが、私の場合は「超」天才にしましょうと。なので、他の方とはセッションのカタチが、ちょっとだけ違ったのかもしれませんね。

■「超」天才!それはすごいですね!

ジョーさんのセッションは、ある意味では、お能の稽古にも通じるところがあるのかもしれません。特にプロ同士の師弟の稽古は、習ったことを、次回までにすべてできるようにしてから臨むのが当たり前の厳しい世界。それができていないと、稽古を受ける資格がない。そういう世界にいるので、ジョーさんのセッションに関しても、初回からほぼすべてを受け取れたし、受け入れられたと思います。ですので、ジョーさんも序盤で「既に、凄く自分を活かせてる人だ」と気付き、「超」天才にしようと思ったみたいです。ジョーさんは、私の深いところまで観察しているし、私も、観察しているジョーさんを観察するというか…。結果、どんどん深いところまで話が及んで、4回目くらいにはコアミッションとかコアロールとか、自分の核が出てきて、お互い感動で目が潤むくらいでした(笑)

■実際にセッションを終えて、どのような変化がありましたか?

言語化が難しいですね。正直、セッションを受ける前から、自分自身が進むべき未来や方向みたいなものは、ぼんやりですが見えていました。ただ私の場合、環境と性格上、それ以外の色々な方向に進むことも可能だし、それが小器用にできてしまうようにも感じていた。その中で、元々進むべきだと思っていた方向に確信を持てたし、思い切りその道を歩み出せたという感じです。自分にとって、本当に必要なものの取捨選択に迷いがなくなりました。コミュニケーションについても変わってきていると思います。

■セッションを通して、秋山ジョー賢司とはどんな人物だと思いますか?

ジョーさんがやっていることは、私がお能の稽古でお弟子さんにお教えするのに近いような気がしました。超やる気がある人は、マニュアル通りに導けば上手くなる。でも、やる気がないと何をやってもダメ。でも、実はこういう人達ってどちらも1割もいないんですね。残りの8〜9割、つまり大半の方々は、どちらにもいけるという状態。この8〜9割をやる気にさせるのが良い指導者の条件だと思うんです。ジョーさんは、それが出来る指導者の一人だと思います。もっと強烈に「進む方向を提示する」のがコーチングだと思っていたんですね。もちろん、ジョーさんの中でも進む方向や信念、芯みたいなものはあると思いますが、そこは純粋に「セッション」なんですよ。きちんと対話をし、柔軟に私の意見をより拡大して、私自身の心や精神を広げて、後押しをしてくれました。

■秋山ジョー賢司のセッションは、どのような人に効果的だと思われますか?

意識レベルの高い人には、より効果が高いと思いますよ。普段から色々な物事をずっと深いところまで考えている人なら、いつ受けても楽しめると思います。自分の話をすると、私は普段から自分の謡を良く聞くようにしているんです。それは、プロとして自分自身を見つめるために。どこまでも自分自身を見つめて、より成長していけるように。自分自身のより深いところと常に向き合っているからこそ、ジョーさんのセッションもより深く楽しめたと思いますし、実際セッションが終わった以降、現在も進行形で、成長し続ける糧に出来ています。そういう具合に、意識を高いところで保つように努力している方が受けられたならば、きっとスゴイ事になると思いますよ。