コーチングを学校で導入しているケースが
 
少しずつ増え始めました。
 
 
と、言っても
 
今のところ、学校の授業ではなく、
 
先生方が子供たちと対峙するときのスキルとして
 
習得し始めたということです。
 
 
 
先生方がコーチングを学ぶことはいいことです。
 
しかしながら、ここで注意すべき点があります。
 
 
 
コーチングが相手に機能するためには、
 
コーチ側がどうしてもしておかなければならないことがあります。
 
 
 
それは、コーチが自分のことを猛烈に内省する。
 
ということです。
 
 
 
コーチングとは、質問を通して
 
相手が内省し、気づき、行動を促進していくプロセスです。
 
 
 
この時、
 
自分を内省していないコーチが質問しても
 
相手に響かないのです。
 
 
 
「きみは、将来どうなりたいの?」
 
「今回のことについて、自分はどこを改善したらいいと思う?」
 
 
 
いくら相手を内省させる質問をしたところで、
 
質問をする側ができていなければ
 
 
 
『お前、そんな質問する前に自分の胸に同じ質問してみろよ!』
 
と意識的にも無意識的にも相手は感じてしまうのです。
 
 
 
先生は、子供たちとガチで向き合うハードなお仕事と言えます。
 
だからこそ、
 
子供たちに浴びせたいその質問を猛烈に自分にぶつけてみてください。
 
 
 
それを続けていくと、
 
あなたの質問力は圧倒的に伸びていきます。
 
 
ジョー