お仕事で美容学校を出入りしていた時、
研修のひとつに「ホスピタリティ」というものがありました。
その研修内容は、相手の想いに気付くためのトレーニング。
生活の中で色んな人の行動に注目し、
その人から自分に影響のあった事実にフォーカスしていく。
逆に、自分が相手にしてもらった行動から、
自分はどんな気持ちになったのか、
細かく客観的に自分を推察していく。
このワークを経て、
生徒たちは相手の行動を自分なりに先読みし、
行動することができるようになっていきます。
「声にならないリクエスト」を聞き取ることができるのです。
そして、現場で美容師になる時、相手のマインドに気付き、
自分のホスピタリティをサービスとして提供できるようになる。
ホスピタリティとは、人と人との間の行動や思考を指します。
相手のために動けるようになるためには、
まず相手の行動にフォーカスすることが第1歩ですね。