「コーチング」は、
朝鮮戦争やベトナム戦争の時代に、
米国で生まれた理論やテクニックが応用されて、
体系化されたものだと言われています。
米国から日本に入ってきたとき、
その理論やテクニックは資格ビジネスとして広がりました。
おかげで、様々なところで「コーチング」という言葉が使われ、
多くのコーチがあらゆる業種業界で活躍しています。
コーチング・マーケットは大きくなるばかりです。
そのような中、私が相談されるのは、
「経営者に対してコーチングできるコーチがいない」というもの。
これを、私的に紐解くとすれば、
コーチの「アウトカムの問題」です。
日本には、たくさんの優秀なスキル・テクニックをもったコーチがいると思っています。
しかし、数十人、数百人、数千人の社員を抱え、
トップを張っている経営者に コーチングすることを通して、
得たいものを持っているコーチが少ないのです。
いずれどこかで、
経営者へのコーチングの本質について、
書きたいと思います。