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『自分本位な自分に気づけない部下』
~経営者のマインドセットの秘密 Vol.93~

エグゼクティブ コーチング トレーナーの
秋山 ジョー 賢司です。


今週のテーマ:
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自分本位な自分に気づけない部下
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Q. 顧客目線になれない部下に困っています。

部下に提案書を作らせているのですが、
どうしても自分本位の提案書に
なってしまうのです。

「顧客のことをもっと考えて」と言っても
「ちゃんと考えていますよ!!」と言い切ります。

顧客目線になっていない部下に、
そのことに気づいてもらいたいのですが…。

どのように伝えたらいいのでしょうか?


40代 A 社長
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A.「顧客のことを考えて」と言わない。

「相手のことを考えている」つもりだが、
自分本位になってしまう。

なぜ、そうなるのか?
それは、あなたの言葉の使い方と脳の仕組みに
問題があるのです。

「相手のことを考えて」
顧客目線になっている言葉のようですが、
この言葉が「落とし穴」なのです。

 

「相手のことを考えて」と言われると脳は、
文字通り相手の映像を思い浮かべます。

「相手の映像」は見えていますが、
これでは「相手の考え、気持ち」は
わかりません。

わかりますか?

 

「顧客目線」とは、相手のことを
「思い浮かべる」ではありません。

相手が何を感じているのか?を
『感じる』ことなのです。

 

相手の身体の中に入り込むイメージを持つ。
そして、相手の体の中から見えているもの、
感じているものを「感じる」のです。


顧客が今、どんな状態にいるのか?
どんな不安があるのか?
どんな望みがあるのか?
それを身体の内側から感じる。

 

相手が感じていることを感じる。
これが本当の「顧客目線」です。

では、
部下にどのように伝えればいいのか?

 

私は「顧客のことを考えて」とは言いません。
「顧客になりきって感じろ」と言います。


顧客になりきって、今の状況をどう感じる?
この企画書を顧客から見たらどう感じる?
それを感じてみて、と。


部下の脳の中の映像を変える
質問をして下さい。


【経営者のマインドセットの秘密】
相手の感じていることを感じる。

 

さぁ、今週も
自分を活かす天才で行きましょう!

 

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今週のJOE語録
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変化を求めるなら、
新たなチャレンジをしなさい。

 

進化を求めるなら、
新たなマインドを持ちなさい。

          by Joe

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変化とは、
できないことができるようになること。

 

進化とは、
あなたの世界観が拡大すること。