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『判断に迷った時、様子を見てはいけません。』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.115~

エグゼクティブ コーチング トレーナーの

秋山 ジョー 賢司です。


今週のテーマ:
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判断に迷った時、様子を見てはいけません。
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例え話をしますね。
ちょっと想像してみてください。

子供が高熱。あなたはすぐに子供を病院に連
れて行き受診。その時、医師から「薬を出し
ますので、これでしばらく様子を見ましょう」
と言われました。

さて、この時どのような行動をするのがいい
のでしょうか?

「はい、わかりました」ではNGです。


「では先生、子供がどうなったら、どう動け
ばいいですか?」


これが、正解です。


多くの人は、「様子をみましょう」と言われ
ると、なんの様子をみるのか明確にしません。

「様子を見る」とは、次の行動のための判断
基準をその場で決定し、対応が遅れないよう
にする必要があります。


先ほどの例なら、
・半日経っても熱が下がらなかったら、明日
 もう一度連れてきてください。
とか、
・ぐったりとして意識がモウロウとしたら、
 すぐに救急車に連絡してください。

などといったプロとしての判断がもらえるで
しょう。


この答えをもらえれば、様子をみる時、なん
の様子を見れば良いかが明確になります。


さて、ビジネスシーンでも判断に迷った時、
しばらく様子をみることがあります。


例えば、

◇キャンペーンを打った。反応が今一つ。
→しばらく様子を見よう。


◇若手にPJリーダーを任せてみた。メンバー
 からクレームが少し上がってきた。
→しばらく様子を見よう。

と、なりがちです。


このような時、「◯◯になったら、△△を
する」という判断基準を決定する必要があ
ります。

→あと2日間、やってみて反応が上がらなか
 ったら撤退しよう。
 それまでは、このキャンペーンに注力する。

→あと3件クレームがでたら、PJリーダーの
 変更を検討しよう。
 それまでは、彼に任せる。


「様子を見る」とは、「放置する」ではあり
ません。
判断基準を明確にして、それが訪れるまでは
そこに注力することなのです。


【経営者のマインドセットの秘訣】

単に様子を見ない。
次のアクションに移る判断基準を決めること。


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今週のJOE語録
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魅了しているのか?

   虜になっているのか?

by Joe
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マウンティングとは
相手を威嚇することではない。
相手を魅了すること。

相手を
魅了しているのか?

それとも
虜になっているのか?