エグゼクティブ コーチング トレーナーの
秋山 ジョー 賢司です。
あなたは、普段「相手の声」をどれくらい聞
いていますか?
相手の「話」ではありませんよ。
「声」です。
今週のテーマ:
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相手の声を聞く
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声(音)は、あなたの想像以上に相手の状態
が表現されています。
相手の声を聞く時、何を聞き取ればいいかと
いうと、
・トーン(声の明るさ)
・大きさ
・スピード
です。
声の出し方から「相手の性格」を読み取る、
という話ではありません。
その人の「今の状態」を感じ取る、
ということです。
普段に比べて、
トーンが明るい/暗い
とか、
声が大きい/小さい
とか、
話すスピードが速い/遅い
などです。
これを聞き分けていくと、相手の状態を感じ
取れるようになります。
楽器を思い出して下さい。その楽器が奏でる
音は、演奏者と楽器の状態が表現されます。
音は、対象物の状態そのものなのです。
しかし、多くの人が、相手の話のコンテンツ
(内容)ばかりに意識がいってしまいます。
なぜなら、何を言ったか?が重要だと思って
いるからです。
確かに話した内容も重要です。
が、それをどんな声(音)で話したかも重要
です。
部下にオーダーを出した時の
「はい、わかりました」という返答は、どん
な音でしたか?
クライアントに提案をした時、
「確かに、いいかもね…」
と言った時の音はどうでしたか?
相手の言った内容を疑え!とまでは言いませ
んが、内容を「鵜呑み」してもいけないので
す。
私達人間の「耳」は、相手の話(内容)を聞
くためだけにあるのではありません。
相手の声を音として聞き取る能力も持ってい
るのです。
相手の「声」をちゃんと聞いて下さい。
相手が今、どんな状態なのか?何かしらの状
態だとしたら、アウトカムのためにどう対応
したら良いか?
考えなくても、自然に分かります。
まずは、今日から
部下・上司・クライアント
の「声」をしっかり聞いて下さい。
それが、
「相手の声に耳を傾ける」ということです。
【経営者のマインドセットの秘密】
相手の声(音)を聞く。
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今週のJOE語録
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あなたの可能性を広げないで、
誰かの可能性を広げる?
ふっ…無理な話だね。
by Joe
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部下の可能性を広げたい、というけれど、
あなたは、自分の可能性を広げることが
できていますか?
自らの可能性を広げている経営者
だからこそ相手の可能性も広げられる。