エグゼクティブ コーチング トレーナーの
秋山 ジョー 賢司です。
前回、相手目線とは、相手の見ている「映像
」を捉えること、とお伝えしました。
そして、その目線には、4つの目線があるの
です。
今週のテーマ:
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「4つの目線」を知っていますか?
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私たちが捉えるべき「4つの目線」は、以下
の通りです。
1)自分目線
私たちが、普段最もよく使っている目線です。
自分の「網膜」に写っている映像ですね。
2)相手目線
相手(顧客や部下)が見ている映像。
「相手の見ている映像」をイメージすること
で、相手の「見ているもの」を感じ取れます。
また、相手から見えている「私」を考察する
こともできます。
3)コンサルタント目線
あなたが誰かと話をしている時、その場面を
コンサルタントのように外側から見ている映
像です。
あなたと相手が話をしている映像をイメージ
することで、「あなたが相手にどう接すれば
いいか?」という客観的な判断ができます。
4)自分軸目線
あなたがビジネスを通して、「どんな世界を
創り出したいか?」というコア・ビジョンか
らの視点です。
映画で例えれば映画監督からの視点でしょう
か。
映画を観てもらうことを通して、伝えたいメ
ッセージがある。それに機能しているか?
していないか?を見極める目線です。
そして、人には、目線の癖があります。
常に自分目線の人。
=自己中になりやすくなります。
常に相手目線の人。
=自分をないがしろにしてしまいます。
常にコンサルタント目線の人。
=自分にいつも説教します。
常に自分軸目線の人。
=コア・ビジョンが優先しすぎて、周囲の人
がついてこれなくなる場合があります。
4つの目線の特徴を熟知した上で、うまく使
いこなす。それが、稼ぐ社長の目線の使い方
なのです。
そうなるためにも、まずは、あなた自身の目
線の癖を捉えてください。
どの目線で見ていることが多いか?
と、目線の癖を観察するのです。
自分の目線の癖がわかると、どの目線を強化
すればいいのかがわかります。
ぜひ、トライしてみて下さいね。
次回は、「4つの目線」それぞれの効果や陥
りやすい点をお伝えしていきます。
【経営者のマインドセットの秘密】
自分の目線の癖を知る。
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今週のJOE語録。
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私は、完璧だ。なんでもできる。
失敗もできるし、
落ち込むこともできる。
そして、
立ち直ることさえできる。
どうだ参ったか。
by Joe
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完璧=なんでも「できる」と訳すなら、
失敗くらいできないと。
落ち込むのもできないと。
完璧ではありません。