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『リーダーは、ビジョン・ゴール・◯◯を示せ!』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.202~

エグゼクティブ コーチング トレーナーの
秋山 ジョー 賢司です。



先日、経営者から相談を受けました。

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私は部下に対して、会社のビジョンを伝え、
本年度の計画(予算)を伝えています。

それでも部下に「方向性を明確にして下さい
!」と言われてしまいました。

方向性は、十分示しているつもりです。
これ以上、何を伝えたらいいのでしょうか?

(IT関連 A社長)
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確かにそうですよね。

方向性とは、ビジョンとゴールです。

では、その中で、A社長が見落としているこ
とは何でしょうか?



今週のテーマ:
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リーダーは、ビジョン・ゴール・◯◯を示せ!
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経営者やリーダーがメンバーに伝えるべきこ
とは、

・ビジョン=どこに向かうか?
・ゴール(計画)=今年はどこまでいかなけ
ればならないか?

ですよね。


そして、もう一つ伝えるべき「あること」が
あります。

結果を出し続けることのできるリーダーは明
確に「あること」を伝えているのです。

なぜなら、メンバーがもっとも知りたいのは
この「あること」だからです。


何かわかりますか?


特に、状況が苦しいときこそ「あること」を
指し示さなければなりません。


それは『勝ち筋』です。


計画に対してどのように達成するのか?
その具体的な手法を明確にして伝える。
それが「勝ち筋」です。


本年度の計画を達成する為に…

(事例1)
もう一度、私が営業に戻り、利益率の高い仕
事を取ってくる!みんなは現メンバーで回せ
る現場の体制づくりをしてくれ!


(事例2)
昨年、経理部門が知恵を出し合い生産性を向
上することに成功した。そこで、今年は営業
部の◯◯の業務を経理部門に引き受けてもら
うことにした。

営業部は、その部分は経理部門に任せ、新規
営業の開拓に力を入れてくれ!



つまり、あなたがリーダーとしてどのように
勝利を導くか、その方法を伝えるのです。


メンバーが「方向性がわかりません」と言っ
ている時、それは「勝ち筋を示して下さい」
という意味なのです。


当然…
適切な勝ち筋が思いつかない時も多々あるで
しょう。


それでも、考え、考え、考え…。
「これだ!」と思うものを自分の中から引っ
張り出す。


そして、それが困難なことだとしても、
それが、納得できるような具体策でなかった
としても、
その「勝ち筋」を明確にメンバーに示すので
す。


リーダーが伝えるべきことは、
ビジョン、ゴール、そして「勝ち筋」なので
す。


【経営者のマインドセットの秘密】

リーダーとして「勝ち筋」を示せ!



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今週のJOE語録。
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 自信がない時、勇気を持て。
 勇気がない時、覚悟を持て。
 覚悟がない時…やめておけ。

          by Joe
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「自信」は経験や実績から作られているので
はない。

「自信」は「勇気」から生まれる。
「勇気」は「覚悟」から生まれる。

そして、あなたの「覚悟」は
あなた「自身」から生まれてくる。