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『コーチングの本質』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.379~

エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

コーチングとは
「目標達成に向かって
 行動を促進していくためのプロセス」
と、私は捉えています。

前回、コーチング=観覧車のイメージで例え
ましたが…

▽コーチングを「イメージ」で捉える▽
https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_378/

ポイントは「行動促進のためのツール」であ
るという事です。

振り返り→気づきで終わらず、必ずアクショ
ンプランを作ることが大切なのです。

今週はコーチングの本質についてお伝えしま
す!


■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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コーチングの本質
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コーチングの本質に迫るため、今日はコーチ
ングが生まれた背景を紹介します。

それは、ある問いから始まりました。

「なぜ、目標達成が上手い人と、
 そうでない人がいるのだろう?」

ある人が研究していくと、重要なポイントに
気づきます。

「アイデアと行動の間には深い溝がある」
ということです。

皆さんにも、身に覚えがありませんか?

例えば、あなたは「プレゼンテーションが上
手くなりたい」と思っているとします。

「覚悟をもてばいいんだ」と気づきましたが
、覚悟をもつための行動が起こせません。

周囲からも「堂々とすればいいんだよ」と言
われますが、その方法が分からないから悩ん
でいるのです。

覚悟をもつという〈アイデア〉と、そのため
にすべき〈行動〉の間に深い溝があり、ヒョ
イっと軽やかに移動できるか、できないか。

それが目標達成が上手い人と、そうでない人
の違いだったワケですね。


では、目標達成が上手な人が〈アイデア〉と
〈行動〉の間の溝を埋めるために何をしてい
るかというと?

そのための〈技術〉をもっています。

これを説明するのに役立つ、テニスコーチの
有名な話があります。

「テニスが上手くなりたい」と思っているあ
る生徒に、コーチは「ボールをしっかり見る
といいよ」とアドバイスしました。

この生徒は、打つときにボールから目が離れ
ていたからです。

自分の癖に気づいた生徒はボールを見ようと
意識しますが、試合になると緊張して、やは
りボールを見ることができません。

そんな生徒に「リラックスして」と言っても
、無理でしょう。

そこで優秀なコーチは、こう言うのです。

「飛んでくるボールがどんな回転をしていま
すか?」

アイデアと行動を埋めるために必要なのは、
命令ではなく、〈行動してしまう問い〉でし
た。

このプロセスを体系づけたのが、
〈コーチング〉なのです。


【経営者のマインドセットの秘密】
アイデアと行動の間には深い溝があり
溝を超えるには行動してしまう問いが必要


■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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魅了したいのか?
                好かれたいのか?

           by Joe

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顧客を魅了しているのか?
部下を魅了しているのか?
上司を魅了しているのか?

ビジネスの鉄則は、相手を魅了すること。

いつの間にか
「好かれたい」になっていないだろうか?


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