エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

先週は、1on1の概念についてお伝えしました。

▽1on1ミーティングとは？▽
https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_407/

正しく1on1が実施できていない場合、部下と
の関係がぎくしゃくしたり、部下が話をしてく
れなくなったり…様々な問題が起きます。

今週は、ありがちな間違いを見ていきながら
1on1を攻略していきましょう。


■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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1on1がうまくいかない？！その理由
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1on1MTGに取り組んだ結果、デメリットを
感じている方は、1on1を正しく実施できて
いない可能性があります。

例えば、こんな覚えはありませんか？！

１）勘違い
1on1MTGをすれば、相手の「主体性が引き
出せる」と思い込んでいませんか？

実は、1on1MTGとは〈主体性がある人や
成長したい人が受けるもの〉なんです。

相手の主体性を引き出すものではないし、
「引き出せる」と勘違いしているなら自分も
相手も辛くなるだけ。

なぜなら、主体性とは他者がコントロールす
るものではないからです。

結果として「主体性が湧く」ことはあります
が、「主体性を引き出すこと」を目的に1on1
を行うべきではありません。

２）不明確
そもそもあなた自身が、1on1MTGの目的を
理解していないのでは？

支援することだとはいうけど、それって話を
聞くこと？ 悩みを聞くこと？ 気づきを与え
ること？

と、混乱していませんか？

何を隠そう、私も最初はそうでした…

部下に「1on1では何でも話していいですよ！」
と言ってしまうのは、目的を理解しないまま
漠然と取り組んでしまうから。

結果、相手から不満ばかりが上がってくるこ
ともあるわけです。

３）共有
上司の目的が不明確なら、部下にも1on1の
目的は分からないでしょう。

「あなたを支援するための時間です」と伝え
たところで、

（やる気を出さなきゃいけないの？）
（注意される時間？！）
（好きなことを言っていいの？？）

と、部下だっていろいろなことを考えます。

あるいは、「支援する時間だ」と伝えておき
ながら相手の主体性を上げようとすると、部
下はどう思うでしょう？

（話が違うじゃないか！）

と思われても、仕方がありませんね。


このような３つの事態にならないよう、次週
は、〈1on1MTGのアウトカム〉をしっかりと
学んでいきましょう！


【経営者のマインドセットの秘密】
1on1は
相手の主体性を引き出すものではない！


■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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あなたの見方が、
　　　　あなたの味方。

　　　　　　　by Joe

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社員をどう見ていますか？
顧客をどう見ていますか？

あなたの「見方」で
相手は、あなたの「味方」になります。

そしてもう一つ。

あなたは、
あなたをどのように見ていますか？


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