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『なぜ「共感の罠」に陥ってしまうのか?』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.474~

エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

部下に対して「共感」しているつもりが、
実は“相手を動かそう”として、そのために共感
しようとしていることがあります。

▽『共感に潜む罠とは?!』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.473~▽
https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_473/

今回は、なぜその罠に陥ってしまうのか?
一緒に考えていきましょう!

■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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なぜ「共感の罠」に陥ってしまうのか?
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相手に〈共感〉しているつもりなのに、
うっかり相手を動かそうとしてしまう…
共感の罠。

なぜ、私たちはこの罠に陥ってしまうのでし
ょうか?

理由は2つあると思います。

1つ目は、
〈アウトカムがすり替わってしまう〉から。

ビジネスの目的の一つに “顧客への価値提供”
があります。

ところが、経営者やリーダーになると「自分
の立場を認められたい」という思いも湧いて
きます。

するといつの間にか、“顧客への価値提供“か
ら、“認められること”にアウトカムがすり替
わってしまうのです。

結果を出さなければ!(認められたい)
 ↓
部下を動かさなければ!
 ↓
そのために共感しよう!

…という思考になってしまったら?

それは顧客への価値提供ではなく、自分が
“認められる”ために“共感”することになって
しまうのです。

2つ目は、
〈コーチングの構造上の問題点〉によるもの。

コーチングの目的は、
顧客の目標達成(成長)の支援です。

上司が部下に行う場合は、
部下の目標達成(成長)支援ということにな
ります。

コーチングのアプローチ法は、
・コーチングをする人=〈質問する人〉
・相手=〈答える人〉

このように役割を分け、相手に考えてもらう
ことです。

その際、相手に安心感を持って考えてもらう
ために、〈共感〉が重要です。

しかし、ビジネスの現場でコーチングを導入
した場合、コーチングの構造上、上司が〈質
問する人〉、部下が〈答える人〉になります。

つまり、いつの間にか・・・
上司が〈やらせる人〉、部下が〈やらされる人〉
になってしまう可能性があります。

すると、相手に〈共感〉しているつもりが、
相手を動かそうとしてしまう関係になってし
まうのです。

罠に陥らないためには?!
次回はいよいよ真の共感を学んでいきます!


【経営者のマインドセットの秘密】
気づきにくいところに、共感の罠がある

■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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怖い と 危ない は違う。
 
         by Joe

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怖いことは、避けなくていい。
危ないことは、避けるべき。

ビジネスにおいて、
怖いことを避けようとするから、
判断を間違える。

怖いことは、怖いと感じるだけ。
大丈夫だから。

 

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