BACK NUMBER
『意思で動く組織』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.543~

エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

あなたの組織は、情報で動いていますか?
それとも意思で動いていますか?

役職には「代行型」と「通訳型」の2つの役割があります。

今週は、役職を通して現場に「意思」を生み出す組織の秘密を、
一緒に見ていきましょう!

■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
====================
意思で動く組織
====================

役職を与える場面では、
任命する側とされる側の色々な思いが交錯しています。

「役職を与えると責任をもつだろう」
という一言では片付けられないんです。

そこで改めて、〈役職の役割〉を見直してみましょう。

私は、大きく分けて2つの役割があると考えています。

1)代行型
まずは、任命する側(経営者 / 上司)の意図を理解し、
的確に現場を動かす役割。

“君に任せるよ”と託すパターンですね。

この場合、指示が明確で成果が出やすいので
〈即効性〉があります。

任命する側が自分の役割に集中できる
〈合理性〉もあります。

2)通訳型
もう一つは“架け橋”のようなイメージです。

任命する側の意思を現場に正確に伝え、
逆に現場の状況も上に伝える役割。

こちらは〈効率〉が良く、
現場の声も拾うので〈雰囲気〉が良くなります。

もしかすると、
両方をミックスして使っている方もいるかもしれませんが、
実はこの2つには共通点があります。

「どう動けばいいか?」という指示を出し
「どう動いたか?」という報告を返す。

つまり両方とも、指示や報告という〈情報〉で動く組織なのです。

では、情報ではなく〈意思〉で動く組織であれたらどうでしょうか?

経営者には〈意思〉があります。

その意思について、役職を与えた幹部と話し合い、対話する。

対話をすると幹部にも意思が生まれ、
その意思がまた現場にも伝わっていく。

そして現場も意思をもって、行動をする。

…これが意思で動く組織です。

即効性や効率は落ちるかもしれませんが、
自ら決めた意思があるので、ミスにも逆風にも強い。

ちなみに“意思”とは、言葉を重ねながら
「よし、これで行こう!」と決まる瞬間、その感覚のこと。

皆さんの組織は、情報で動く組織ですか?
それとも意思で動く組織ですか?

良し悪しではなく、
まずは自分の組織がどう動いているのか
振り返ってみてくださいね。


【経営者のマインドセットの秘密】
組織を動かしているのは
情報か、意思か?

■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
====================

自信がない時、勇気を持て。
勇気がない時、覚悟を持て。
覚悟がない時…やめておけ。

          by Joe

====================

「自信」は経験や実績から作られているのではない。

「自信」は「勇気」から生まれる。
「勇気」は「覚悟」から生まれる。

そして、あなたの「覚悟」は
あなた「自身」から生まれてくる。

■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━■

<書籍案内>

全国書店、Amazonにて絶賛発売中。

秋山ジョー賢司著『不安が覚悟に変わる 心を鍛える技術』
(ディスカヴァートゥエンティワン)

>>https://www.amazon.co.jp/dp/4799327917/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【秋山ジョー賢司の公式LINE「inner_diving Free」】
週に3回、朝のメントレを配信中!

無料登録はこちら
>>https://line.me/R/ti/p/%40783ckypp

■コンテンツのご案内━━━━━━━━■■■

【オンラインスクール「INNER DIVING」】

個の時代に圧倒的な成果を手に入れる。
経営者・次世代リーダーのための
オンライン形式のビジネススクール。

↓詳細はこちら
>>>https://innerdiving.com/front/
■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━■