おはようございます。
エグゼクティブ コーチング トレーナー
秋山 ジョー 賢司です。
東京では、もうすぐ桜満開ですね。
今回は、
【社員がポジティブにならない】
というテーマでお話ししたいと思います。
先日、ある社長からこんな相談を受けました。
↓ ↓ ↓
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Q、
自分は社員のことを考えて、
ここまで会社を大きくしてきたのに、
社員はそのことをわかってくれない。
自分は一人で不安と戦ってきた。
この不安を口にしなかった。
それは「経営者」として
当然のことだから。
今の業界が今後、縮小していく
それがわかっている。
だからこそ意を決して
新規事業に取り組むことを決めて、
社員に伝えた。
そうしたら、
みんなネガティブな意見ばかり言う。
俺だって、
不安がないといったら嘘になる。
でも、トライするなら
成功するイメージをもって
やらないと成功しない。
社員を
ポジティブにするには
どうしたらいいでしょうか?
50代 T社長
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「社員がポジティブにならない」
というよりも、
「自分が不安に押しつぶされそう」
という状態ですよね。
(それはそうですよ)
T社長に限らず、
苦しい中で新規事業に取り組む社長は
大きな不安の中にいます。
でも「社員のため」に
進まないといけない。
だからT社長は、勇気を振り絞って
新たな分野に進もうとしている…。
(だけど、社員は不安がり、
前を向いてくれない…)
なぜ社員が不安がるのか、わかりますか?
(業界全体が下降しているから?)
それもあるかもしれません。
が、もっと重大な理由があります。
(もっと重大な理由?)
社員は、
社長の「見ている方」を見るものです。
業界が縮小していく中、
不安になっている社員。
その社員が
希望となるべき「社長」をみたら
その社長が
不安げにこっちを見ている‥。
その姿をみて
社員は不安がっているのです。
(たしかにそうかも)
大切なことは、
社長が見ている「世界」を見せることです。
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セッションを続ける中で、
T社長は自分のコア・ビションが見えました。
T社長は、
コア・ビジョンを社員に伝え続けました。
私達がどこに向かっているのか。
それを明確に、何度も。何度も。
社員は、T社長のコア・ビジョンに惚れ、
いい状態で仕事に取り組めるようになりました。
もう一度言います。
社員は、
社長の「見ている方」を見ます。
社長、あなたはコア・ビジョンの方を
しっかり向いていてください。
そうすれば、
社員は「あなた」ではなく、
あなたが向いている方を
向いていきます。
最後に【自分を活かす天才】になるための
Self Question をお伝えします。
Q 私はどこを向いて語っているだろうか?
社員の顔?
それとも自分たちが向かうべき方向?
あなたは、この質問になんと応えるでしょうか?
自分を活かす天才になる旅、今週も楽しんで下さい♪
CHANGE YOUR MIND!!
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Joeの自分を極める言葉
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あなたの可能性を広げないで、
誰かの可能性を広げる?
ふっ…無理な話だね。
by Joe
自らの可能性を広げていける経営者
だからこそ、相手の可能性も広げることができる。
あなたは、自分の可能性を広げることが
できていますか?