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『イメージと生理的反応』
〜経営者のマインドセットの秘密 Vol.4〜

エグゼクティブコーチング・トレーナーの
秋山ジョー賢司です。

今回は、【イメージと生理的反応】という
テーマでお話したいと思います。


私たちは、
イメージが生理的な反応を
引き起こすことをよく知っています。


-------------【生理的反応】-----------------------------
五感の刺激などから引き起こされる、身体の中で
起こる機能的な応答。
脳・神経・内分泌(ホルモン)・免疫など
様々なシステムが複合的に機能し変容を起こす。
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レモンを想像すると唾液が出る。


これは「経験」からくるイメージに
沿って身体の生理的な反応が起こることを
教えてくれるよい例です。


成功本能メカニズムとは
「自己認識」に沿って起こる生理的な反応。



ある人が…
「私は人前でも落ち着いて話すことができる」
と認識しているとします。


この人が人前に立つと、
心拍数は下がり、
ゆっくりとした呼吸になっていきます。


そして、
眼球の中の視神経は
情報を取りやすくなり、
会場の様子がクリアに見える。


人前で落ち着いて話すことに
『ふさわしい状態』を
生理的反応を使って作っているのです。


(これって生理的反応だったんだ…)


生理的反応、
つまり人間の脳と神経系の
通常の活動を行なっただけなのです。


こんなことも可能になります。


ある人に
「具合悪そうだね」
「顔色が悪いよ」
「アタマがふらふらしてるでしょう」
と繰り返し言ったとします。


言われた人が
そのように認識することを
「自分に許可」すると、


心拍数は上がり、
呼吸は浅くなり、
体温が上昇しはじめる。


人間の神経とは、
自分、他人に関わらず
与えられた情報からイメージをし、
そのイメージに「適切に」反応するように
できているのです。


イメージが結果に影響を与えるのは
「気分」や「気のせい」ではなく、
ヒトのもつメカニズムが作動しているからなのです。


そして
自分に対するイメージとは「自己認識」です。


つまり我々は「自己認識」によって
行動、
感情、
状態、
そして能力さえ
コントロールされているとも言えるのです。


したがって、まずは
自分がどんな自己認識を持っているのかを知って下さい。


最後に【成功本能メカニズム】を活かすための
Self Question をお伝えします。

『私は、自分に対して
 どんな「自己認識」を持ってるだろうか?』



あなたは、この質問になんと応えるでしょうか?
自分を鍛える旅、今週も楽しんで下さい!
LIFE IS GOOD!!


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    Joeの自分を極める言葉
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あなたの可能性を広げないで、
誰かの可能性を広げる?

 ふっ…無理な話だね。

         by Joe


部下の可能性を広げたい、というけど、
自らの可能性を広げていける経営者
だからこそ相手にもできる。

あなたは、自分の可能性を広げることが
できていますか?