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『変えるべき自己認識?』
~経営者のマインドセットの秘密 Vol.6~

こんにちは。
エグゼクティブコーチング・トレーナーの
秋山ジョー賢司です。


今回は、【変えるべき自己認識】という
テーマでお話したいと思います。


前回のメルマガでは、

「自分の成功に
 プラスに機能している自己認識はそのまま活かし、
 機能していない自己認識は変える必要がある」

とお伝えしました。


さて、みなさん、
変える必要のある自己認識は見つかりましたか?


(うん?よくわからなかった…です)


では自己認識の例を挙げてみましょう。

例えば、
・私は、優柔不断だ。
・私は、勇気がある。
・私は、軸がぶれている。
・私は、伝えるのがヘタ。
・私は、影響力がある。
 など…。


(それはなんとなくわかります)


次に、「欲しいもの」を明確にします。

(欲しいもの?)


そうです。「欲しいもの」です。
(専門的にはOutcome(アウトカム)と言います)
これには、目標、目的、ゴール、プロセスが含まれます。


例えば、
・売上5億円を突破したい。
・スタッフに組織の方向性を明確に示したい。
・新規事業を展開したい。
・部下にもっと積極的に仕事に関わって欲しい。
などです。



では、
その「欲しいもの」に対して、先ほどの自己認識の中から、
「機能していない」ものを選びます。


(機能してないもの? 良い/悪いじゃないの?)


そこがポイントなのです!!


良い自己認識/悪い自己認識というものは存在しません。
というのは、一見、悪い自己認識に見えても、
それが「自分の欲しいもの」に対して機能している場合もあるからです。


例えば、
「私は、自分が弱い人間だ」という自己認識を持っている人が、
「社員とともに組織のゴールに向いたい」という望みがあった場合、


「だから、私は人からたくさんサポートを受ける必要がある」という
考えのもと組織を編成しようとしているかもしれません。


この場合、「私は自分が弱い人間だ」という自己認識は機能している
と言えます。



自己認識が機能している/していない
とは、欲しいものと照らし合わせてはじめて判断できる。


(そうゆうことか…)


ですから、
「社員に会社の方向性をしっかり示したい!」と望んでいる社長が、
「私は、自分の意見をうまく伝えられない」という自己認識がある。


この場合、自己認識は、
望んでいるものに対して、機能していないと言えるかもしれません。



是非一度、望んでいるものに対して、機能していない自己認識が
あるかチェックしてください。



最後に【優れたマインドセット】ができるようになるための
Self Question をお伝えします。

『欲しいものは何だろうか?
 それに機能していない(足を引っ張る)自己認識はどれだろうか?』


あなたは、この質問になんと応えるでしょうか?
自分を鍛える旅、今週も楽しんで下さい!
LIFE IS GOOD!!


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    Joeの自分を極める言葉
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安定にこだわる、その不安定さ
       by Joe


サーファーは、常に動く。
常に波を捉え、波に対応している。
もし、サーファーが動かないことを選択したら…
一瞬で波にのまれることでしょう。