こんにちは。
エグゼクティブコーチング・トレーナーの
秋山ジョー賢司です。
今回は、【自己認識を変える方法】という
テーマでお話したいと思います。
前回のメルマガでは、
「欲しいもの、それに機能していない自己認識の見分け方」
についてお話をしました。
では、機能していない自己認識が見つかった場合、
どのように対応すべきなのでしょうか?
例えば…
欲しいもの=みんなを引っ張っていけるリーダーになりたい。
自己認識=私は優柔不断です。
この「優柔不断」という自己認識が、
自分の欲しいものに機能していないと判断したとします。
その「私は優柔不断だ」という自己認識を変えていくのです。
(えっ、どうやって?)
まずは思考から変えます。
自己認識は、「あなたの考え」であって真実ではない
ということを頭で理解します。
(参考:メルマガVol.5:『自己認識って何だ?』)
(頭ではわかるけど…でも私は優柔不断なんだもの…)
その自己認識(=催眠)を暴く証拠を挙げて下さい。
優柔不断を「なかなか決断できない」とします。
Qあなたは「いつも/どんな時も」なかなか決断できないのでしょうか?
(えっ?「いつも」って言われれば…いつもじゃないけど…)
Qあなたが即決できたときは「いつ」ですか?
(らーめんを選ぶときは『塩バター』って即決してます!)
(確かに、優柔不断じゃない時もあるけど、優柔不断の時もあるし…)
(なんかスッキリしないな?)
その通りです!
(へっ?!)
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
これが、自己認識を変えるコツなのです。
(あの?変わっていない気が…)
自己認識とは、自分の中で強く固定されているもので
変えるというよりは、『溶かす』方が有効なのです。
( …意味が…わかりません…)
強引に「私は優柔不断でない」と自己認識を変えようとしたとします。
そうすると…
強引に優柔不断を否定すると、
「本当は優柔不断なのに…」という認識が残ります。
強引すぎる自己認識の否定は、
人間のメカニズムとしては機能しないのです。
また
「優柔不断って、別の言い方をすると思慮深いってことだよね。」
と「反対の側面」で捉えるという方法もありますが、
「でも思慮深いって、結局、優柔不断ってことでしょ。」と
また「反対の側面」で捉え、もどってしまう場合もあります。
一番、機能的なのは、
私は優柔不断かもしれないし、そうじゃないかもしれない…
とニュートラルに捉えて、
固まっている自己認識を『溶かす』ことです。
私は、優柔不断かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
このような自己認識を持つことにより
脳は、混乱し「優柔不断」そのものに囚われなくなるのです。
自己認識を変えるとは、
溶かすことから始まるのです。これを自己認識の変容と言います。
最後に【優れたマインドセット】ができるようになるための
自己認識の変容。是非、お試しください。
『私は◯◯…かもしれないし、そうじゃないかもしれない♪』
自分を鍛える旅、今週も楽しんで下さい!
LIFE IS GOOD!!
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Joeの自分を極める言葉
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「不安がある」と書いて
「望みがある」と読む。
by Joe
不安になれるために必要なもの。
それは望みです。
不安を一切持ちたくなければ、
望みを一切持たなければいいのです。