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『相手が見ているもの』
~経営者のマインドセットの秘密 Vol.29~

こんにちは♪
エグゼクティブコーチング・トレーナーの
秋山ジョー賢司です。

今回は、【相手が見ているもの】という
テーマでお話したいと思います。

ここまで、
「尊敬力」とは「観察力」。
「観察力」とは「相手に意識を注ぐ力」。

そして「相手に意識を注ぐ」ことで「ビジネスが加速される」
というお話をしてきました。


では、「相手に意識を注ぐ」時に
相手に見えているものは何でしょう?


(相手に見えているもの?)


それはあなたの“まなざし”です。


(まなざし?)


相手に意識を注いでいる時、
あなたの“まなざし”が、相手には見えているのです。


(それはそうだよね。顔を見てるからね。)


そして私たちはいろんな種類の“まなざし”を
持っています。


「好奇心」という“まなざし”。
「疑い」という“まなざし”。
「感謝」という“まなざし”。
「ムカつく」という“まなざし”。


そして私達は、
相手が自分にどんな“まなざし”を向けているか、
それを無意識に『判別している』のです。


(そういえば、上司に「おまえで大丈夫なのか?」
 という目で見られた、と思ったことがある…)


ということは、その逆も然りですね。


自分の“まなざし”が
相手にも伝わっている、ということです。


(ゲっ!自分の“まなざし”がバレるってことだ!)


心配しないでください。
どんな“まなざし”でもいいのです。

大切なことは、今、あなたが相手に
「本当に浴びせたい“まなざし”を浴びせているかどうか?」
なのです。


(本当に浴びせたいまなざし?)


「お前はアホか!?」と伝えたいなら、
「お前はアホか!?」という“まなざし”を。


「ありがとう」と伝えたいなら、
「ありがとう」という“まなざし”を。


「ムカつく!」と伝えたいなら、
「ムカつく!」という“まなざし”を。


「嬉しいです」と伝えたいなら、
「嬉しいです」という“まなざし”を。


ところが私達は、時折、本当に浴びせたい“まなざし”
とは違う“まなざし”を相手に向けている場合があります。


例えば…

クライアントに対して、
「任せてください!期待に応えます!」という“まなざし”を
向けたいのに、自分の不安から「仕事ください…」という
“まなざし”になったり、


「部下を信頼し、任せたい」のに、
「大丈夫か、お前…」という“まなざし”を向けたりします。


もう一度言います。


あなたが、今相手に浴びせている“まなざし”は
あなたがその人に「本当に浴びせたい“まなざし”」なのかどうか?
それを確認してください。


本当に浴びせたい“まなざし”を相手に向ける。
そうすることで、あなたのアウトカムが
現実化していきます。



最後に【本当に浴びせたい“まなざし”】のための
Self Question をお伝えします。

『あなたは、
 クライアントを、
 部下を、
 上司を、
 どんな「まなざし」で見ていますか?

 その「まなざし」は
 あなたが本当に浴びせたい“まなざし”ですか?』


あなたは、この質問になんと応えるでしょうか?
自分を活かす天才になる旅、今週も楽しんで下さい♪
CHANGE YOUR MIND!!


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  Joeの自分を極める言葉
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言葉を選ぶより
“まなざし”を選べ。
    
          by Joe


あっ、そうそう。
ひとつ大切なことを忘れていました…。
あなたは「自分」にどんな“まなざし”を浴びせていますか?
それは、浴びせたい“まなざし”ですか?
その自分への“まなざし”は、アウトカムに役に立っていますか?