エグゼクティブ コーチング トレーナーの
秋山 ジョー 賢司です。
前回より階層別の「働くことへの恐れ」につい
てお伝えしています。
第2弾の今回は、
【個人事業主編】です。
(前回は、社員編でしたね)
(社員の恐れが「自分の力を100%発揮するこ
と」とはびっくりしました)
では、
個人事業主として働く。
この「魅力」はなんでしょうか?
(自分次第?)
そうですね。
つまり…
『自分の力を100%発揮できる』です。
(社員とは真逆なんですね)
そうです。
ですから、自分の力を100%発揮したい!
と言って、独立する方が多いのです。
(なるほど〜)
では、個人事業主として働くことで生まれる
「恐れ」はなんでしょう?
(仕事がなくなる?)
その通り!
ダイレクトに表現すると、
『暇になること』です。
スケジュールが埋まっていない。暇である。
それは、人気がない。実力がないことの証だ。
と考えているため「暇」でいることを極端に
恐れます。
(でも、そうじゃないの?)
そうでしょうか?
まだ、機が熟していないのかもしれないし、
その人の商品(サービス)が認知されてい
ないだけ、かもしれませんよね。
いずれにしても、
『スケジュールが埋まっていない。
それは、人気がない。実力がないことだ』
という信念(ビリーフ)を持ってしまってい
るのです。
(これも信念なんだ…)
すると、無意識の反応として、
『とにかくスケジュールを埋める』という
ことに努めます。
(ここが、頑張るポイントになっちゃうんだ)
自分のサービス(商品)にいろんな理由を
つけて、価格を下げて、スケジュールを埋め
ようとします。
(やたら忙しくしている人をみかけます)
例えば、1日5万円の価格設定をしたいのに
「特別に!」と理由をつけて3万円で売って
しまいます。
その結果、1ケ月30フルに仕事が入ったと
して、月商90万円。
(それって、悪くないじゃないですか〜)
これでもいいのかもしれませんが、
この先、どうやって売り上げを伸ばすのでしょうか?
もうスケジュールは、30日フルに埋まって
います。
売り上げを上げるスペースはもうありません。
(たしかに)
ここでのブレイクスルーポイントは、
やはり恐れに飛び込むことです。
『暇になることに恐れない』
スケジュールが空いたとしても!
単価を安易に下げない。
(ここでも、あえて恐れに飛び込むことが
重要なのですね)
その通りです。
ある士業の方なのですが、
独立した年に、なんとなく、
まずは年収1000万円を目指したそうです。
(ほー)
月商にすると約80万円。
それを月10日で稼ごう!って決めたそうです。
(えっ?月10日で80万。
それって無謀ですよね!)
個人事業主の強みの一つは、
自分で決めて、自分で行動できることにあります。
(まあ、そうですが…)
すると、
月商は80万円。それを10日ですから、
1日8万円(もしくは半日4万円)という
設定になりました。
そこでそれ以下の仕事は受けない。と決めた
のです。
すると、仕事をしない日が月に20日あること
になります。
その時間を自分のサービスの質を上げるため、
人脈を広げるために使いました。
(最初から8万円の仕事が10日入ったのですか?)
入らなかったそうです。
でも4日間仕事が入ったとしたら、32万円。
5日入ったら40万円になります。
まあ、死なない程度にはなるでしょ。
(まぁ…)
結局1年たってみたら、
目標にしていた1000万円は、大幅にクリア
したそうです。
(なんで! )
精神的に気持ちのゆとりがあるし、
無意識に肝が据わっているので、
関わる相手に安心、信頼を与えたのは、
容易に想像できます。
恐れを恐れてしまわずに、恐れの中に飛び込むこと。
(恐れに飛び込む…)
個人事業主で生きる人が向き合うべきテーマ
は、【能力への依存】なのです。
私には能力がある。
社会は、会社はそれを認めてくれない。
だったらそれを認めさせてやる!
そこに囚われている間は、
この階層でのブレイクスルーは起きません。
『暇=存在が無価値』とは関係がない、
というこの信念に打ち勝つことなのです。
つまり、
能力への依存でなく、
【存在への信頼】が必要なのです。
そのためにも、
暇になることを恐れず、スケジュールを空け
て、自分の能力を100%発揮することに努め
てください。
私が見てきた、
イケてる個人事業主の方の特徴は、
能力の有無に関係なく、イケている。
さらに能力も高い。という人です。
最後に【能力への依存】と向き合う
ためのSelf Question をお伝えします。
Q私は、能力だけが優秀なのだろうか?
Qもし、私に能力がなければ、私の存在には価値はないのだろうか?
あなたは、この質問になんと応えるでしょうか?
自分を活かす天才になる旅、今週も楽しんで下さい♪
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自分を極める言葉(特別篇)
〜ブラックJOEからの挑発〜
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「僕の能力には、価値はあるだろうか?」
だって??
ジョー談じゃない!
そんなの相手にしかわかんない。
そんなもん相手にジャッジさせとけ。
やるべきことはひとつ!
「自分の存在への信頼」をひたすら高めとけ。
by ブラック Joe
資本主義経済社会において、自分の能力で、
相手に価値を提供することは大切なことです。
しかし、ここで知っておくべきことは、
「あなたの能力」の価値は相手が決める。
「あなたの存在」への信頼は、あなたが
勝手に決められる、ということなのです。