エグゼクティブ コーチング トレーナーの
秋山 ジョー 賢司です。
問題のトリセツ 第3弾は、
「問題を間違えない」をお送りします。
今週のテーマ:
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問題を間違えない
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問題とは、問われているお題である。
そして「お題」は、
目的達成の道標とお伝えしてきました。
そして、今は隠れているけど
本当は1万個くらいあるということ。
しかし、
取り扱うべき問題(お題)を間違えると
大変なことになります。
問題をクリアしてもなかなか先に進めない。
同じところをぐるぐる回っている。
このような経営者は
「解くべき問題を間違えている」
可能性があります。
例えば、
「部下のやる気をなかなか引き出せない」
という経営者がいます。
この台詞から、この経営者は、部下のやる気
を出すのは自分の問題(お題)と捉えている
ことがわかります。
部下のやる気を出すのが
経営者の問題(お題)でしょうか?
違います。
部下のやる気を出すのは
部下の問題(お題)です。
経営者としてあなたの問題(お題)は、
別にあるのです。
・新しいビジネスモデルを考える
・お金を調達する
などなど。
どうしても部下のやる気を出すのが
経営者の問題(お題)というなら、
「部下がやる気を出しやすくなるしくみを
整える」これが、
経営者としてのあなたの問題(お題)です。
そしてその仕組みをどれだけ活用するかは
その部下次第です。
あなたには、あなたがやるべき問題(お題)
がある。
部下には部下がやるべき問題(お題)がある。
確かに問題(お題)は、
ビジネスを加速させる道標と言いましたが、
解く問題(お題)を取り違ってはいけません。
部下の算数ドリルを取り上げて
あなたがやってはいけない。
それをするからビジネスが先に進まないのです。
自分のお題と相手のお題を分けましょう。
【経営者のマインドセットの秘密】
お題を間違えない。
自分のお題を見極める。
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今週のJOE語録。
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自分の行動に、
自分が勇気付けられた時。
それを、自尊心という。
by Joe
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確かに、
あなたの行動は、誰かを勇気付けるだろう。
しかし、気づくべきだ。
あなたの行動は、
あなたを勇気付けていることに。