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『負のステイトを断つ方法』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.169~

エグゼクティブ コーチング トレーナーの
秋山 ジョー 賢司です。


前回のメルマガでは、
問題が起きても、その問題を過去に置くこと
で、留まることなくビジネスを加速できると
お伝えしました。


しかし、多くの方から、
「それはわかっていても難しい!いい方法を
教えてください」とのリクエストを頂きまし
た。

そこで、今回は、負のステイトを断つ方法を
お伝えします。



今週のテーマ:
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負のステイトを断つ方法
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問題が勃発すると、置かれている状況に変化
が起きます。

あと少しで終わるはずだったのに…
これがうまくいけば、こうなるはずだったの
に…

そして、私たちは「負のステイト」を発動さ
せます。

あー、嫌だなー
あー、面倒だなー
あー、ムカつくなー

問題が勃発してから、時間の経過とともに起
きたことは過去になっていくはずなのに、あ
なたの身体は負のステイトのまま。

そう、負のステイトを「維持」しているので
す。

そこで、そのステイトを断ち切ります。


その方法は、
「私は」と主語をつけて、感覚をセリフにす
ることです。

私は、嫌だなと感じた。
私は、面倒だと思った。
私は、ムカつくと感じた。

主語をつけると、脳は起きたことを客観的に
捉え始めます。すると負のステイトから自分
を分離しやすくなるのです。


もう一つのコツは、文章を過去形すること。

~と感じた。
~と思った。

文章を過去形にすることで、負のステイトを
感じたのは過去のことである、と脳に知らせ
てあげるのです。


負のステイトを断ち切り、
過去のものとする。


そうやって、問題を過去に置き、あなたのア
ウトカムに向けて、自分を突き動かしていっ
て下さい。


【経営者のマインドセットの秘密】

主語と過去形を使い、
負のステイトを断ち切る。



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今週のJOE語録
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世の中に、“正しい答え”などない。

それを承知で、
“自分の応え”を出していく。

           by Joe
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答えとは、answer(アンサー)。
応えとは、response(レスポンス)。

顧客が、社会が、世界が、未来が
求めているのは、
世の中の正しい「答え」ではなく、
あなたの「応え」なのです。