エグゼクティブ コーチング トレーナーの
秋山 ジョー 賢司です。

社長が部下に「現場を任せられる」ようにな
ることは、強い組織を作る上で重要なことで
す。

それは、社長が経営者として強くなっている
証拠でもあります。

しかし、そのことが知らないうちに会社のブ
ランド力や信頼を落としてしまうケースもあ
ります。

なぜでしょうか？

今週のテーマ：
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
「任せ過ぎ」ていませんか？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

知らないうちに、会社のブランド力が下がっ
ている。これは、部下に任せ過ぎてしまって
いることが原因かもしれません。

では、強くなった社長が、さらに会社や部下
を強くするためにやるべきことは何だと思い
ますか？

それは、「任せること」と「任せないこと」
をリセットすること。

＜社長が現場を離れ社員に任せることで、
社員の自主性を尊重しよう！＞
とすることは素晴らしいことですが、そこに
囚われ過ぎてしまうと会社の「中核」が何で
あるかを見失います。

その「中核」を見失わないためにも、やって
ほしいことがあります。

一旦、自分のビジネスの「仕組み（＝流れ）」
を整理し、

・一番のカギとなるところはどこだろうか？
・その仕事を本当に部下に任せていいのか？
と問いかけてください。

考えていく上で意識を向けるべき点は、「顧
客との信頼関係」と「会社のブランド」の維
持です。

・これを部下に任せても重要な顧客との信頼
を維持できるだろうか？
・私がこのチェックをしなくとも、会社のブ
ランドは保てるだろうか？

答えはそれぞれの会社によって異なりますが
、会社の「中核」を維持するために【社員に
任かせてはいけない＝あなたがすべきこと】
は必ずあります。

経営者として成長したあなたが、「今更この
仕事はできない。もう部下に任せたい。」と
思うのはもっともです。

その一方で、これだけは任してはいけない、
という部分を時折、再確認していく。

経営者として、顧客との信頼に大きな影響を
与える決定を部下に任せてはいけないのです。

これが組織の「中核」を守る経営者の役割な
のです。

【経営者のマインドセットの秘密】

本当に任せてよいのか？
仕組みを整理し、再確認する。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
今週のJOE語録。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

自分の行動に、
自分が勇気付けられた時。

　　　　それを、自尊心という。

　　　　　　　　　by　Joe

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

確かに、あなたの行動は、誰かを勇気付ける
だろう。

しかし、気づくべきだ。
あなたの行動は、あなたを勇気付けているこ
とに。