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『「状況を教えてもらう」ヒアリング面談』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.429~

エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

ヒアリング面談には

1)状況を教えてもらう
2)違和感を教えてもらう
3)思考整理を支援してもらう

この3つのパターンがあります。

その中から今日は、〈状況を教えてもらう〉
パターンについて話したいと思います。

■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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「状況を教えてもらう」ヒアリング面談
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部下にオーダーを出したら、あなたには部下
がそれを達成するまで伴走する責務がありま
す。

ところが、部下に任せたら任せっぱなし…
自分事とは切り離してしまう上司が多いんです。

そうならないために!
〈状況を教えてもらう〉ヒアリング面談では、
面談する側の“スタンス”を大事にします。

「現場の問題を、上司が自分事にするために
教えてもらう」というスタンス。

逆を言えば「情報収集をして、部下をうまく
動かすためではない」というスタンスです。

これがインプットできたら、5つのフレーム
に沿って面談を行います。

1)お願い
ヒアリング面談は、あなたが部下を支援し、
部下からも支援してもらうためのもの。

部下の時間を借りるという意識で、面談に入
る前に〈お願い〉をして、「目標達成したい」
という意思も伝えましょう。

例:「進めてもらっているプロジェクトを、
必ず達成したいんです。現場の状況を教えて
欲しいので、20分もらえますか?」

2)状況を教えてもらう
ここから面談に入ります。

まず、オーダーしている目標 / 目的を確認し
たうえで、「今の状況を教えてもらえますか
?」と質問。

具体的に、漏れなく、教えてもらいます。

3)課題を教えてもらう
さらに、チームについて / 私(あなた)につ
いて感じている課題も教えてもらいます。

現場のスタッフこそ、課題や問題が見えてい
るものですから。

4)整理とお礼
2)と3)で教えてもらったことを、復唱しな
がら整理します。

最後は、時間を作ってくれた部下に「ありが
とう」とお礼を言うことも忘れずに!

面談は、ここまでで終了です。

5)報告
面談後、教えてもらったことを受けてあなた
は次の行動を起こしますね。

それについて部下に「報告」をすることがと
ても重要です!

例:この間、〇〇さんに教えてもらった件、
考えた結果◎◎することに決めました。
どうもありがとう。またお願いします。

この報告をしなかったら、部下を情報収集の
ために利用しただけになってしまいます。

報告することは、あなたがオーダーを
〈自分事〉と捉えている証。

たとえ部下に仕事を任せても、あなたにはあ
なたの領域の責任があることを、忘れないで
くださいね。


【経営者のマインドセットの秘密】
現場の問題を、上司が自分事にするための
「ヒアリング」をしよう

■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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  恐れることを恐れるな。

                by Joe

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恐れがいけないのではありません。
恐れることを恐れているのが問題なのです。

恐れることを許可していないから辛いのです。

恐れに気づき、「おれは、ビビってるーーー
ー!」と恐れずに、恐れてみてください!

さらに強くなれるはずです。

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