エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。
変化の時代である今、重要性を増してくるも
のの一つに〈共感〉があります。
だからこそ、共感が重要だ…!となり、
傾聴して、ラポール、伝え返して…
やってみるけれど相手からは共感されない…
そこには、「共感」に対する誤解があるので
すが、今回はその誤解とは何か?について、
一緒に考えていきましょう。
■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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共感に潜む誤解
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共感には、ある前提があります。
〈相手の中で起こる〉ということです。
例えば、部下があなたに「共感してもらえた!」
と感じた時、その「共感」は部下の中で起き
たことですよね?
では、相手の中でいったい何が起きると
「共感してもらえた」と感じるのでしょうか?
ポイントは2つ。
1)親身に
2)聞いてくれた
…と感じられたときです。
〈親身に〉とは、
“あなたのことを知りたい”という意味。
そして〈丁寧に聞いてくれた〉とは、
“プロセスを一緒にたどってくれた”という意
味だそうです。
・何があったのか?=出来事
・どんな思いがあったのか?=思い
・どんな気持ちだったのか?=気持ち
・なぜ、そう思ったのか?=背景
これらを聞いてもらえたときに、相手は「共
感してもらえた」と感じると言われています。
つまり、共感とは?
相手のことを深く知りたいと思っている人が
相手の話を丁寧に聞く。
そのプロセスの中で
相手の中に湧き上がる感情のこと。
…なのです!
抑えておきたいのは、
共感は、“行為”ではないということ。
相手の中に湧き上がる感情ですから、
自然と “起きるもの”ですね。
だとしたら「あの人に共感しよう!」という
言い方がおかしいのは、分かりますか?!
私たちは「どうやったら共感できるか?」
「共感するためにはどうしたらいいのか?」
と考えがち。
ですが、そもそも意図的に行えることではな
いのです。
ニュアンスが難しいですが、このことはしっ
かりと理解しておきましょう!
そして理解できると、ビジネスシーンでよく
言われている「共感してもらいたいなら相手
に共感しましょう」という話に違和感を覚え
るかもしれません。
「部下に共感したのに、共感してもらえない」
と感じる理由が潜んでいそうですね?!
次回は、そこを一緒に紐解いていきましょう!
【経営者のマインドセットの秘密】
共感は、行為ではなく起きるもの
■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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人にかっこつけるな。
自分にかっこつけろ。
by Joe
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「かっこいい」は、人それぞれ。
他人に対してかっこつけようとすると、どの
人のかっこいいに基準を合わせていいかわか
らなくなる…。
自分の「かっこいい」は、自分でわかる。
だから、自分のかっこよさに基準をおく。
そこを目指しているのか?さぼっているのか?
自分でわかる。
だからこそ、かっこいい。
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