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『共感に潜む誤解』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.472~

エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

変化の時代である今、重要性を増してくるも
のの一つに〈共感〉があります。

だからこそ、共感が重要だ…!となり、
傾聴して、ラポール、伝え返して…
やってみるけれど相手からは共感されない…

そこには、「共感」に対する誤解があるので
すが、今回はその誤解とは何か?について、
一緒に考えていきましょう。

■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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共感に潜む誤解
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共感には、ある前提があります。

〈相手の中で起こる〉ということです。

例えば、部下があなたに「共感してもらえた!」
と感じた時、その「共感」は部下の中で起き
たことですよね?

では、相手の中でいったい何が起きると
「共感してもらえた」と感じるのでしょうか?

ポイントは2つ。

1)親身に
2)聞いてくれた

…と感じられたときです。

〈親身に〉とは、
“あなたのことを知りたい”という意味。

そして〈丁寧に聞いてくれた〉とは、
“プロセスを一緒にたどってくれた”という意
味だそうです。

・何があったのか?=出来事
・どんな思いがあったのか?=思い
・どんな気持ちだったのか?=気持ち
・なぜ、そう思ったのか?=背景

これらを聞いてもらえたときに、相手は「共
感してもらえた」と感じると言われています。

つまり、共感とは?

相手のことを深く知りたいと思っている人が
相手の話を丁寧に聞く。

そのプロセスの中で
相手の中に湧き上がる感情のこと。

…なのです!

抑えておきたいのは、
共感は、“行為”ではないということ。

相手の中に湧き上がる感情ですから、
自然と “起きるもの”ですね。

だとしたら「あの人に共感しよう!」という
言い方がおかしいのは、分かりますか?!

私たちは「どうやったら共感できるか?」
「共感するためにはどうしたらいいのか?」
と考えがち。

ですが、そもそも意図的に行えることではな
いのです。

ニュアンスが難しいですが、このことはしっ
かりと理解しておきましょう!

そして理解できると、ビジネスシーンでよく
言われている「共感してもらいたいなら相手
に共感しましょう」という話に違和感を覚え
るかもしれません。

「部下に共感したのに、共感してもらえない」
と感じる理由が潜んでいそうですね?!

次回は、そこを一緒に紐解いていきましょう!


【経営者のマインドセットの秘密】
共感は、行為ではなく起きるもの

■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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人にかっこつけるな。
   自分にかっこつけろ。

       by Joe

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「かっこいい」は、人それぞれ。

他人に対してかっこつけようとすると、どの
人のかっこいいに基準を合わせていいかわか
らなくなる…。

自分の「かっこいい」は、自分でわかる。
だから、自分のかっこよさに基準をおく。

そこを目指しているのか?さぼっているのか?
自分でわかる。

だからこそ、かっこいい。

 

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