エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。
ビジネスシーンで「共感してもらいたいなら
相手に共感しましょう」とよく言われていま
すが・・・
「部下に共感したのに、共感してもらえない」
と感じる方も多いのではないでしょうか?
今回は、そこに潜む罠について一緒に紐解い
ていきましょう!
■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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共感に潜む罠とは?!
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相手のことを深く知りたいと思っている人が
相手の話を丁寧に聞く。
そのプロセスの中で
相手の中に湧き上がる感情のこと。
これが〈共感〉というものであり、
共感は〈相手の中で起こる〉のが前提です。
だとしたら?
ビジネスシーンにおいて「共感してもらいた
いなら相手に共感しましょう」と言いますが、
これには矛盾を感じますね?
共感は“自然に起こる”ことで、“行為”ではな
いのですから。
人間のメカニズム的に、人は共感されると相
手の話を受け入れたくなるもの。
だからこそ「話を受け入れてもらいたい!
だから相手に共感しよう!」と思うのは、
当然です。
皆さんも、部下に対して「責任をもって動い
てほしい」「こう考えてほしい」から、まず
「部下に共感しよう!」と思っているのでは
ないでしょうか?
そう思って当然なのですが、
実はここに“罠”が潜んでいるんです!
「責任をもって動いてほしい」
「こう考えてほしい」
そう思うことは 、実は“相手を動かそう”とし
ているわけで、そのために共感しようとして
いるのです。
誰だって、人のメカニズムを使って相手を動
かそうなんて、思っていません。
共感しようとしているだけですよね。
だからといって“相手を動かそう”としている
ことに気づけなかったら?
部下に共感するため、例えば、コーチングを
したとして、実はそれが“相手を動かそうと
して共感している”ことになり…
怖いことに、あなたの気づかない深い部分に
あるその思惑は、相手に伝わってしまいます。
結果として、やらされ感が出たり、個人の意
識が増大して転職してしまったり…という弊
害が起きてしまうのです!
これこそが、共感の罠。
では、なぜこのような罠に陥ってしまうのか?
あるべき共感とは?
次週も一緒に学んでいきましょう!
【経営者のマインドセットの秘密】
共感には、相手を動かそうとする罠がある
■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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自分の行動に、
自分が勇気付けられた時。
それを、自尊心という。
by Joe
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確かに、あなたの行動は、誰かを勇気付ける
だろう。
しかし、気づくべきだ。
あなたの行動は、あなたを勇気付けているこ
とに。
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