エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。
ビジネスにおいて、フィードバックの重要性
が取り上げられ、多くの手法が溢れています。
しかし・・・
・部下の為に注意したいのに、注意できない
・部下の成長の為にフィードバックをしても
受け取ってもらえない…
このような現状に直面していないでしょうか?
今回からフィードバックについて一緒に学ん
でいきましょう。
■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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注意とフィードバック、混ぜるな危険!
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気が進まないけれど、部下やメンバーに
“言わなきゃいけないこと”って、ありますよね?
「Aさんは課長なのに会議に遅刻してくるこ
とがある。遅刻しないでほしい…」
「Bさんは接客の態度がぶっきらぼうなんだ
よなぁ…店のイメージが悪くなるから、
なんとかならないか」
…などなど。
だから〈注意〉したいと思っても?
「どうせ聞いてもらえない」
「反論されたらどうする?」
「やる気を損なったらどうしよう」
「パワハラ・モラハラになるのかな?」
…という考えが頭をよぎって、言いづらかっ
たり、どういう言い方をしたら良いか迷った
りすることがあると思います。
結果、「〈注意〉すると悪いから、
〈フィードバック〉にしよう」と考えるのは、
一つの手法としてアリだと思います。
ただし、皆さんは〈注意〉と〈フィードバッ
ク〉の違いを理解してやっていますか?
一般的に、〈注意〉の目的は“望ましくない
行動やパフォーマンスを即座に是正するた
めの【指示】”だと言われています。
直接的かつ抑制的に、問題を短期的に(ただ
ちに)解決することが重視されているんです。
一方で〈フィードバック〉の目的は、
“パフォーマンス向上や成長を促すための
【情報提供】だと言われています。
建設的なアドバイスをしてポジティブな変化
を起こすことを重視する、長期的なアプロー
チです。
これを踏まえると…
・注意
「〇〇のとき××でしたよね。
次回は必ず▲▲してください」
・フィードバック
「〇〇のとき××でしたよね。
▲▲するとより良くなりますよ」
…という言い方になるのですが、皆さんは実
際のところ、この2つを混同してはいません
か?
混同してしまうと、弊害がおきます。
オブラートに包んでごまかした結果、伝えた
いことが伝わらなかったり。
本当はフィードバックが必要な場面で
注意をしてしまったり。
そうならないよう、
次回から〈注意〉と〈フィードバック〉の違い、
そして極意をあらためて考えていきましょう!
【経営者のマインドセットの秘密】
注意の目的は指示
フィードバックの目的は情報提供
■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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今週のJOE語録。
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「もっとモチベーションをあげよう!!」
ってキミは言うけど、
キミの言っているのはテンションだぜ。
by Joe
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モチベーションとテンションは違います。
モチベーションは上がったり下がったり
するものではありません。
モチベーションとは、自分を突き動かす
エネルギーなのです。
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