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『正しく注意をするために』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.477~

エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

皆さんは、〈注意〉と〈フィードバック〉の
違いを理解していますか?

これを混同してしまうと、伝えたいことが伝
わらなかったり、本当はフィードバックが必
要な場面で注意をしてしまったり…
と様々な弊害がおきます。

今回は、〈注意〉について、
しっかりと理解を深めていきましょう!

■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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正しく注意をするために
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私たちは、〈注意〉と〈フィードバック〉の
違いを理解したうえで、どちらを使うのか?
を自分で考え、決めなければなりません。

昨今は〈フィードバック〉のほうが注目され
がちで、〈注意〉は悪いことのように扱われ
てしまっていますね。

ですが、注意だってとても重要!

注意の目的は指示。
指示が必要なシーンもありますから。

そこでまず、正しく注意するための前提をお
さえておきましょう。

●前提1=注意は叱責ではない

注意とは、読んで字の如く「意を注ぐ」とい
う意味です。

例えば、子どもに「車に注意してね」と言う
のは、“車がやってくるかもしれないから、
そこに意識を向けなさい”という意味。

言い換えれば“行動を変えてください”という
〈指示〉を出すことになります。

●前提2=相手にも背景がある

例えば「遅刻した」というなら、その人には
遅刻した“背景”が必ずあるはずです。

その背景から、
絶対に目を逸らさないでください。

●前提3=自分が正しい訳ではない

どういうわけか、私たちは誰かを注意すると
き、自分が正しくて相手が間違っていると思
い込んでしまいます。

そして相手の背景なんて関係ない…と思って
する注意は、叱責になってしまうんです。

きっと“意を注いでもらう”ための“手法”として、
怒鳴っているんだと思うんです。

だとすると?!

車に気を付けるのは、親に怒られないため。
遅刻しないのは、上司に怒られないため。

目的がすり替わる注意なら、
それは有効な手段ではありません。

そうならないように!

1)    事実の共有
「会議は9時からでしたが
   9時15分に来ましたね」

2)    意図の確認
「何があったの?(背景を聞く)」

3)    インパクト
「時間通りに始めることができなかった。
   次の予定に遅れられない人もいる」

4)    明確な指示
「次回から必ず時間通りに来てください」
or「遅れる時は必ず連絡してください」

この4つのポイントを踏まえて、
注意をしましょう!


【経営者のマインドセットの秘密】
注意とは、
意を注いでもらうこと

■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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魅了したいのか?
                好かれたいのか?

           by Joe

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顧客を魅了しているのか?
部下を魅了しているのか?
上司を魅了しているのか?

ビジネスの鉄則は、相手を魅了すること。

いつの間にか
「好かれたい」になっていないだろうか?

 

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