エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。
“なぜ危機意識を持ってくれないのか?!”
皆さんも、部下や同僚に、あるいは顧客に対
して、そんな思いをしたことがあるのではな
いでしょうか?
▽『危機意識が高い人とは?』▽
https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_481/
前回は、危機意識が高い人の定義をお伝えし
ましたが、今回は、危機意識を育むための鍵、
〈レジリエンス〉についてお伝えします。
■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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レジリエンスの価値
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〈レジリエンス〉という言葉を聞いたことが
ありますか?
「回復力、復元力、耐久力、再起力、弾力」
という意味をもつ英語です。
物理学的には、「外から加えられた力によっ
て変形した物質や物体が、どのくらい元に戻
ろうとするか」を表す言葉。
心理学的には、「危機やストレスを乗り越え、
回復・適応する力」のことを言うそうです。
つまり、何かが起きて凹んでも、そこで踏ん
張れる力、跳ね返す力をレジリエンスという
わけですね。
では、危機意識とレジリエンスはどう関係し
ているのでしょうか?
レジリエンスが低い人は
「何かが起きた時に立ち直れない」
と思っています。
そのため問題を見たくない(見えない)し、
関わりたくもありません。
そうですよね?
跳ね返されるんですから、そう思うのも当然
です。
ところが、そういう意識でいると…
・察知力がつかない(見たくないから)
・対応力がつかない(やらないから)
・同じことを繰り返したい
・失敗しない方法を考える
・難しいことを避ける
…と、能力をアップする機会を失い、結果と
して「不安」が増大していきます。
私たちはそうだと知らず、挑戦しない人に
「不安じゃないの?」「危機感をもって!」
と言いがちですよね。
いやいや、実際はすごく不安なんです!
不安だから跳ね返せず、挑戦しないのです。
逆にレジリエンスが高い人は跳ね返す力があ
る人なので、問題を発見し、主体的に解決し
ようとします。
“できる”かどうかは別として、
“しようとする”ところが大事。
そういう意識があると…
・リスクに敏感になる
・迅速な意思決定と行動力がつく
・柔軟性と対応力がつく
・コミュニケーション能力がつく
・学習意欲と成長意欲が高まる
…と、能力が高まっていきます。
私たちは普通、先に能力を高めたいと考えま
すよね?
実はその逆で、「跳ね返す力がある」と信じ
られるから、問題を見ることができる。
結果として、逆境や困難を乗り越える力がつ
いてくるのです。
【経営者のマインドセットの秘密】
「跳ね返す力がある」と信じられるから
問題を見ることができる
■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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言葉を選ぶより
まなざしを選べ。
by Joe
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まなざしとは相手に浴びせるビームのこと。
あなたは、自分のビームを使い、相手に影響
を与えることができます。
・「感謝」ビーム
・「一緒にやろうぜ!」ビーム
・「嫉妬」ビーム
・「ムカつく!」ビーム
あなたは、その人にどんなビームを浴びせた
いですか?
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