明けましておめでとうございます。
エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。
2025年がスタートしました。
私は、日の出前に今年のアウトカムを
書き出しました。
新年の空気の中、気持ちが整い、
挑戦へのエネルギーが湧いています。
今年の干支は「乙巳(きのとみ)」。
揺らぎの中で大きな変化をもたらす年になる
と言われています。
変化は未知への旅立ち。
皆さんと共に挑戦し、アウトカムに向かって
新しい価値を生む力強い一年にしていきたい
と思います。
本年もよろしくお願いいたします。
それでは、メルマガ、スタートです。
■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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分離体制が組織に与える影響とリスク
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〈分離体制〉という言葉がありますよね?
“経営者は経営に専念し、現場は現場に任せるべき”
という考え方のことです。
その一般的なメリットは、〈合理的〉であり、
〈効率性〉と〈専門性〉も高いこと。
日本では多くの企業がこの考え方を採用してきましたし、
私自身も良いと思ってきました。
ただ、この〈分離体制〉が今、
皆さんの会社で起きている問題の引き金に
なっているのではないか?と思うのです。
例えば、こんなことが起きていませんか?
「現場に任せていたら、
知らない間に勝手なことをしている」
「これでいきます!と言って合意も得たのに
全く動いていない(形骸化している)」
「新しい取り組みを発表すると
否定的な空気が漂う」
「リーダーが“現場をまとめられない”と
嘆いている」
これらは、分離体制が問題をもたらす典型的
な兆候です。
なのに、なぜ私たちは分離体制を手放さず、
根強く持ち続けているのでしょうか?
それには、4つの理由が考えられます。
1)一見、合理的に見えるから
分離体制は“役割が明確”なので業務が進むし、
“自分のすべきことに集中できる”。
そして、そのほうが“全体をコントロールできる”
と思われてきました。
2)経営者が負担を軽減できるから
規模にもよりますが、
“現場の細部まで関与するのは非現実的”。
人間関係の(面倒な)問題は
“リーダーに任せたい”“心は使わず頭を使いたい”
のが経営者の本音です。
3)上手く管理したいから
経営者は経営を“思ったように進めたい”し、
責任を取るために“全体を把握したい”もの。
“好き勝手なことをされたら困る”ので、
上手く操縦するためにいったん分離が必要なのです。
4)かつては上手くいっていたから
かつては分離体制で問題がありませんでした。
それで業績が上がり、維持もできたので、
手放さずにきたのです。
では、なぜこの分離体制が今、
多くの企業で成長の妨げになっているのでしょうか?
続きは次回、一緒に考えていきましょう!
【経営者のマインドセットの秘密】
今起きている問題は
分離体制が原因となっていないか?
■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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変化を求めるなら、
新たなチャレンジをしなさい。
進化を求めるなら、
新たなマインドを持ちなさい。
by Joe
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変化とは、
できないことができるようになること。
進化とは、
あなたの世界観が拡大すること。
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