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『沈黙のサイン』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.523~
エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

「気づいてほしい」と願って問いかけても、
社員の反応が薄い…伝わっていない気がする…。

そんな経験、ありませんか?

実はその願い自体が、組織にとって大切な出発点です。

でも、知らず知らず「気づかせたい」が目的になってしまうと、
チームが動かなくなることもあります。

今夜18時からのアカデミアでは、
【「気づいて欲しい」が組織の壁に?!
「共に育つ」チームの作り方】というテーマで
社員と“共に気づき育つ”経営の視点からお伝えします。

ぜひご参加ください!
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▼7月度アカデミア(定例セミナー)
・日時:7/16(水)18:00〜19:30 @Zoom
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■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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沈黙のサイン
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本音を言えない沈黙と
違和感をスルーしてしまう沈黙。

“沈黙”は日々の積み重ねの産物です。

では、どうしてこのような風土・文化が
生まれるのでしょうか?

次の7つのポイントに当てはまる項目がないか、
チェックしてみてください。

1:「気になることがあったら言って」と
  言いながら忙しそうにしている

2:言ってきた内容に対して
  すぐに“アドバイス”や“正論”で返す

3:「またあとでね」と受け止めずに流す
 (無力感を植え付ける)

4:小さな違和感を「気にしすぎだよ」と
  軽く扱う(安心させているつもりでも)

5:「じゃあどうすればいいと思う?」と
  責任を返す

6:「なんでその時に言わなかったんだ」と
  過去を責めてしまう

7:「うちは風通しがいいから」と
  “本音が言える前提”を押し付ける
  (言えていないのに!)

1つでも心当たりがある人は、
まず自分が〈沈黙を生む関わり方〉をしていることに
〈気づく〉ことが大切です。

そして〈沈黙のサインを見逃さない〉こと!

自分が沈黙を生んでいる間にも、
部下や顧客は違和感のサインを出しているので、
それを見逃さないようにしましょう。

例えば、この4つの〈沈黙のサイン〉を意識してみてください。

1:スムーズすぎる報告
「順調です」「問題ありません」の言葉に
逆に違和感が残る場合…「ん?!」と感じたら
それがサイン!

2:当たり障りのない話で終わる
「大丈夫です」といいながら、
客観的な感じがする。
そこに感情が入っていないなら要注意。

3:発言と言動の不一致
「やります」と言ったのに動きがない…
ということは何か問題がありそう。

4:問題が他人事
「それは良くないですよね」
「それって別の部署の問題では?」などと
他人事として語る。

これらのサインは、〈観察〉で気づくことができます。

例えば〈表情〉が不自然だったり、
妙に明るすぎたり、目が笑っていなかったり。

声やトーンが淡々としていたり、
話の内容が不一致で義務的だったりする、〈熱量〉もそうです。

さらには、オーダーに対して反応が鈍かったり、
逆に難しいことにも即答しすぎたり、
〈初動〉への違和感も見逃したくありません。

しっかりと、観察してみてくださいね。

【経営者のマインドセットの秘密】
沈黙のサインに、観察して気づく


■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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あなたの可能性を広げないで、
誰かの可能性を広げる?

ふっ…無理な話だね。

         by Joe

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部下の可能性を広げたい、と言うけれど

あなたは、自分の可能性を広げることが
できていますか?

自らの可能性を広げている経営者
だからこそ相手の可能性も広げられる。

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