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『共感覚を取り戻す4つの方法[後編]』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.530~
エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

決定を伝えるだけで十分だと思っていませんか?

実は〈迷ったプロセス〉や〈受け止め方のズレ〉にこそ、
〈共感覚〉を育むヒントがあります。

今回は「共感覚を取り戻す4つの方法」後編、
その実践をお届けします。

■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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共感覚を取り戻す4つの方法[後編]
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前回の続きです。

▽共感覚を取り戻す4つの方法[前編]▽
https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_529/

● method(3)
判断の“プロセス”を語る

経営者は判断をして、決定事項を社員に伝えますね。

その時、判断に至るまでの〈プロセス〉も伝えてください。

つまり、判断の背景になった物事や、どんなことに迷ったのか。

それも併せて伝えてほしいのです。

経営者は決定事項に加えて、
・どんな現実を見ていたのか?
・どんな選択肢があったのか?
・どんな可能性やリスクを見ていたのか?
・どんなジレンマや迷いがあったのか?

そして、
何を大切にしたからそれを選んだのか?

…といった思考プロセスを共有できると理想的です。

そうすることで社員も
「自分だったらどう判断するだろう?」と考えるようになり、
思考の主体性を促すことができるからです。

決して、決定事項を納得させるための手法ではないので、
気をつけてくださいね。

● method(4)
意思決定の“受け取り方”を確認する。

経営者は、決定事項を社員に伝える時、
「分かった?」と聞きます。

社員が理解してくれたか不安だから、聞きたい!

聞くことは必要なのですが…

「分かった」と聞く代わりに、
「正直、どう思った?」
「何か違和感を感じたところ、ある?」
と、聞いてみてください。

伝えることは、送信。
受け取ることは、受信。

うまく送受信できないと不安だし、怖い。

社員から「正直、分かりません」と言われたら、
ショックですよね。

けれど、その“ズレ”の正体を知っていくことで、
〈共感覚〉は生まれます。

前回から2回にわたって、
その共感覚を取り戻す方法をお伝えしてきましたが、
できるところからでOK!

そもそも何のために、社員と共感覚をもちたかったのか?

アウトカムを思い出し、
立ち返りながらやってみてくださいね。


【経営者のマインドセットの秘密】
ズレの正体を知っていくことで
共感覚が生まれる

■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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人にかっこつけるな。
   自分にかっこつけろ。

       by Joe

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「かっこいい」は、人それぞれ。

他人に対してかっこつけようとすると、
どの人のかっこいいに基準を合わせていいか
わからなくなる…。

自分の「かっこいい」は、自分でわかる。
だから、自分のかっこよさに基準をおく。

そこを目指しているのか?さぼっているのか?
自分でわかる。

だからこそ、かっこいい。
 

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