エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。
「気づいて欲しい」と願ったのに、
なぜか相手の反応にモヤモヤ…。
その小さなズレが、気づかないうちに
組織の流れを止めていることがあります。
今週は、そのズレの正体と、
あなた自身の「気づいて欲しい」に込めた願いとは何か?
を探っていきます。
■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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「気づいて欲しい」の落とし穴
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部下に「気づいて欲しい」!
その思いや願いがなぜ「気づけ」に代わり、
コントロールしてしまうのでしょうか?
理由を考えてみると…
例えば以前、部下から“拒否された”経験が
あるからかもしれませんね。
気づいて欲しいことについて優しく問いかけてみたのに、
「そうは思いません」と否定されたり、沈黙されたり。
また、思いを込めて投げかけた問いなのに
“軽く見られた”とか。
「分かります!」と言ってくれたのに、
行動がなかったり、
同じミスを繰り返されたりするとガッカリですよね。
あと、自分が“焦っている”のも理由の一つ。
余裕がないから「気づけ!」になってしまうのです。
そして何より、
“自分に正解がある”という思い込みも
コントロールに繋がります。
いずれにせよ「気づけ」を発動された部下は、
こうなります。
1)反発
「社長…何が言いたいんですか?!」
2)無思考
「分かりません。どうしたらいいですか?」
3)正解探し(怒られたくないモード)
「◯◯ってことで、合っていますか?」
すると、組織はどうなるでしょうか?
・思考停止
・指示待ち
・リーダーの顔色を見る文化が醸成される
↓ 結果として
・行動が遅くなる
・問題が表面化せず、組織が成長しない
つまり、
組織が〈停滞・衰退〉していくのです。
ここが、「気づいて欲しい」の落とし穴!
「気づいて欲しい」という思いや願いが、
なんと“組織の壁”になり得るんですね。
ですが、その思いや願いは、
〈組織の成長の出発点〉でもある。
だからこそ!
前提1:
あなたが気づいたことは“あなたの気づき”であって、
“相手の現実”とは違う。
前提2:
本人の“気づきたい”という思いがあって、
初めて“気づき”が生まれる。
この2つの前提を忘れないでくださいね。
【経営者のマインドセットの秘密】
「気づいて欲しい」という思い、願いは
組織の成長の出発点
■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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怖い と 危ない は違う。
by Joe
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怖いことは、避けなくていい。
危ないことは、避けるべき。
ビジネスにおいて、
怖いことを避けようとするから、
判断を間違える。
怖いことは、怖いと感じるだけ。
大丈夫だから。
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