BACK NUMBER
『共に気づくためのアプローチ【後編】』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.534~
エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

先週は「気づいて欲しい」から「共に気づく」ための
問いかけや共有の方法を紹介しました。

▽『共に気づくためのアプローチ【前編】
https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_533/

今日は、チーム全員で共に考え、
気づきを生み出す方法をお伝えします。

■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
====================
共に気づくためのアプローチ【後編】
====================

共に気づくためのアプローチ、3つ目は…

3=〈共に考える〉ことによって
   共に気づいていく

疑問や違和感を出発点に、
対話を通じて経営者と社員が共に考え、
気づきを生み出していくアプローチです。

社 長:新しいサービスをリリースしたけど
    思ったほど広がっていない。
    原因はなんだろう?
幹部A:強みが伝わっていないのでは?
幹部B:そもそもスタッフが自信をもって
    提案できていないかも…
幹部C:っていうか、このサービス、
    何のために作ったんでしたっけ?
全 員:「…そこを忘れてたね!」

…と、正解を持たず、場に問いを置き、
上下の垣根を超えて共に考え、問い続ける。

これが効果的な場面は

・アウトカムが共有 / 共感されている
・違和感を“場”に出しやすい雰囲気がある
・対話のプロセスを信じている
この条件が揃っているとき。

揃っていないときは、
対話がラリーにならないケースもあります。

先ほどの例のような場面でも…

社 長:新しいサービスをリリースしたけど
    思ったほど広がっていない。
    原因はなんだろう?
幹部A:うちの部でできることはもう他にありませんよ。
幹部B:うちも現場は動いていますが…
幹部C:っていうか、このサービスは
    当社でやる必要あったんですか?

…全員が沈黙し、
原因の押し付け合いだけが残ってしまうのです。

これでは〈共に気づく〉ことができません。

そうならないためには?

・経営者(リーダー)が原因探しをしないこと
・すぐに答えが出ることを期待せず
 対話のプロセスを信頼し、ラリーの中で
 何かが生まれると信じる姿勢をもつこと
・各自が“役割”や“上下”に縛られすぎない
 ※「私が言える立場じゃない」とか
  「私の担当じゃない」とか言わない!
・チームで状況に向き合う
 主体者として語ること

これができれば、共に気づき、
〈共に育つ〉チームになれるのです。


【経営者のマインドセットの秘密】
共に気づき、〈共に育つ〉チームへ

■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
====================

「もっとモチベーションをあげよう!!」
ってキミは言うけど、
キミの言っているのはテンションだぜ。

       by Joe

====================

モチベーションとテンションは違います。

モチベーションは
上がったり下がったりするものではありません。

モチベーションとは、
自分を突き動かすエネルギーなのです。
 

■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━■
<書籍案内>

全国書店、Amazonにて絶賛発売中。

秋山ジョー賢司著『不安が覚悟に変わる 心を鍛える技術』
(ディスカヴァートゥエンティワン)

>>https://www.amazon.co.jp/dp/4799327917/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【秋山ジョー賢司の公式LINE「inner_diving Free」】
週に3回、朝のメントレを配信中!

無料登録はこちら
>>https://line.me/R/ti/p/%40783ckypp

■コンテンツのご案内━━━━━━━━■■■

【オンラインスクール「INNER DIVING」】

個の時代に圧倒的な成果を手に入れる。
経営者・次世代リーダーのための
オンライン形式のビジネススクール。

↓詳細はこちら
>>>https://innerdiving.com/front/
■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━■