エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。
役職の任命は、組織にとって未来の分岐点です。
「任せた。現場のことは頼む。」そう言ったはずなのに、
判断が自分に戻ってきたり、
会社の意志を置き去りにしてしまう部下もいます。
昇進させ、給与も上げたのに、なぜ責任を取らないのか…。
決断を避けたり、暴走したりするのはなぜでしょうか。
10月のアカデミアでは、役職や意思決定の本質に触れ、
部下と共にどんな未来を描くかを考えるための具体的な視点をお伝えします。
組織と部下の関わり方を改めて見直すきっかけとなる内容です。
ぜひご参加ください。
【10月アカデミア】
テーマ:役職の任命は未来の分岐点
〜任せたはずなのに、責任が止まるのは何故か〜
・日時:10月22日(水)18:00〜19:30
・開催:Zoom
▼詳細・お申し込みはこちら
https://innerdiving.com/academia/
■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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共に気づく経営のしたたかさ
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まず、共に気づく経営の強みと弱みを見ていきましょう。
【強み】
共に気づくための問いかけをするときは、
考えていること、感じていることが浮き上がってくるのを
“ゆっくり”待ちます。
時間をかけることで、今までは
〈語られなかった問題が共有される〉ことが強みの一つ。
問題が共有されると“根本的解決”につながっていきますからね。
そして、問い続けることで葛藤の中にいられるようになり、
〈変化・逆境に強くなる〉のも強み。
問い続ける組織は、成長し続けることができます。
さらに、〈エネルギーの質(鮮度)が高い〉ことも強みです。
問いに対して、自分の中から言葉(考え / 感じたこと)が出る…
それは主体性のスイッチが入る瞬間なんです。
チームに問いを置くときは、意見がぶつかり合っても良い。
その中で、質の高い“エネルギー”が生まれるのです。
【弱み】
共に気づくため、対話を醸成させていくには
〈時間がかかる〉のは弱みと言えそうです。
中長期的に見れば非効率ではないのですが、
緊急対応に弱く、経営者の即断が必要になることも…
また、時に“できない”“分からない”ことを認めざるを得なかったり、
立場を手放して質問される側になったりするので、
〈心理的負担がかかる〉のも弱み。
その分、メンタルを鍛えられるチャンスでもあるのですが!
そして「みんなで考える」というやり方によって、
経営者が判断・決定を避けるようになる。
〈リーダーシップの放棄〉をする可能性があることも弱みと捉え、
注意が必要です。
こうした強み・弱みを知った上で、
“共に気づく経営のしたたかさ”を私なりに考えてみました。
一つは、“私たち”という視点が持てるようになり、
〈全体を思う誇らしさ〉が湧き上がってくること。
もう一つは、同じ目的と、信頼と、思いや願いの強さがあるから
〈ぶつかり合い〉もできること。
もちろんこれらのエネルギーの原点は、
「経営者は何のため、誰のために経営をするのか?」という問いで、
常にここに立ち返ってほしい。
皆さんが社員や顧客と一緒に見つめたいものは、何ですか?
【経営者のマインドセットの秘密】
経営者は何のため、誰のために経営をするのか?
■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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魅了したいのか?
好かれたいのか?
by Joe
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顧客を魅了しているのか?
部下を魅了しているのか?
上司を魅了しているのか?
ビジネスの鉄則は、相手を魅了すること。
いつの間にか「好かれたい」になっていないだろうか?
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