エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。
前回は、質問と問いの違いを見て、
問いが思考を広げ未来を創る力を持つことをお伝えしました。
▽『〈質問〉と〈問い〉の違い』
https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_537/
では、その問いはどう作るのか?
今回は、4つの軸を使い、
相手の思考を動かす問いの設計方法をご紹介します!
■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
====================
問いをデザインする[前編]
====================
問いは、〈デザイン〉することができます。
「どうやるの?」と方法が気になるところでしょうが…
実は皆さん、すでにデザインしています!
ですが、それは“無意識”でのこと。
“意識的にデザイン”することで、
相手の思考を的確に動かしていけるのです。
私の場合、
・主語
・時間
・抽象度
・意図
この “4つの軸”を使って問いをデザインしているので、
皆さんにも紹介したいと思います。
次の問いを使って、一緒に練習をしてみましょう!
Q:効率化するためには、この先、
  具体的にどうしたらいいと思う?
※ヒント
「この先」「具体的に」「どうしたらいい(方法論)」
というキーワードを変化させていくのがコツです。
まず、【主語×時間】を意識してみます。
投げかける問いを誰の視点で考えてもらいたいのか?
それを伝えるのが〈主語〉の軸。
日本語の場合、
主語のない問いの視点は“あなた”ですから、
ここを“チーム”や“会社”や“顧客”などに変えてみましょう。
また、〈時間〉の軸は“起点”に焦点を当てるもの。
過去=経験、出来事(前はどうだったのか?)
現在=状況、感情、関係(実際はどうなのか?)
未来=期待、願い(どうなりたいのか?)
これを、主語と組み合わせて問いをデザインしてみると?
例えば、前述のQがこうなります。
●あなた(主語)×過去(時間)
 →あなたが過去に、
  効率化を成功させたことは何?
●チーム(主語)×現在(時間)
 →チームとして、今、効率化すると
  どんな価値が生まれると思う?
●会社(主語)×未来(時間)
 →会社が、顧客のために
  今後、効率化できるとしたらどの部分?
どうでしょう?!
同じニュアンスの問いですが、
思考を広げられそうですよね?
続きはまた来週、一緒に学んでいきましょう!
【経営者のマインドセットの秘密】
問いは、意識的にデザインする。
■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
====================
自分を選べ。
       by Joe
====================
今までどんな「自分を」選んできたのだろうか?
この先どんな「自分を」選ぶのだろうか?
自分で選ぶんじゃない。
自分を選ぶんだ。
■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━■
<書籍案内>
全国書店、Amazonにて絶賛発売中。
秋山ジョー賢司著『不安が覚悟に変わる 心を鍛える技術』
(ディスカヴァートゥエンティワン)
>>https://www.amazon.co.jp/dp/4799327917/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【秋山ジョー賢司の公式LINE「inner_diving Free」】
週に3回、朝のメントレを配信中!
無料登録はこちら
>>https://line.me/R/ti/p/%40783ckypp
■コンテンツのご案内━━━━━━━━■■■
【オンラインスクール「INNER DIVING」】
個の時代に圧倒的な成果を手に入れる。
経営者・次世代リーダーのための
オンライン形式のビジネススクール。
↓詳細はこちら
>>>https://innerdiving.com/front/
■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━■