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『問いをデザインする[前編]』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.538~

エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

前回は、質問と問いの違いを見て、
問いが思考を広げ未来を創る力を持つことをお伝えしました。

▽『〈質問〉と〈問い〉の違い』
https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_537/

では、その問いはどう作るのか?

今回は、4つの軸を使い、
相手の思考を動かす問いの設計方法をご紹介します!

■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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問いをデザインする[前編]
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問いは、〈デザイン〉することができます。

「どうやるの?」と方法が気になるところでしょうが…
実は皆さん、すでにデザインしています!

ですが、それは“無意識”でのこと。

“意識的にデザイン”することで、
相手の思考を的確に動かしていけるのです。

私の場合、
・主語
・時間
・抽象度
・意図

この “4つの軸”を使って問いをデザインしているので、
皆さんにも紹介したいと思います。

次の問いを使って、一緒に練習をしてみましょう!

Q:効率化するためには、この先、
  具体的にどうしたらいいと思う?

※ヒント
「この先」「具体的に」「どうしたらいい(方法論)」
というキーワードを変化させていくのがコツです。

まず、【主語×時間】を意識してみます。

投げかける問いを誰の視点で考えてもらいたいのか?

それを伝えるのが〈主語〉の軸。

日本語の場合、
主語のない問いの視点は“あなた”ですから、
ここを“チーム”や“会社”や“顧客”などに変えてみましょう。

また、〈時間〉の軸は“起点”に焦点を当てるもの。

過去=経験、出来事(前はどうだったのか?)
現在=状況、感情、関係(実際はどうなのか?)
未来=期待、願い(どうなりたいのか?)

これを、主語と組み合わせて問いをデザインしてみると?

例えば、前述のQがこうなります。

●あなた(主語)×過去(時間)
 →あなたが過去に、
  効率化を成功させたことは何?

●チーム(主語)×現在(時間)
 →チームとして、今、効率化すると
  どんな価値が生まれると思う?

●会社(主語)×未来(時間)
 →会社が、顧客のために
  今後、効率化できるとしたらどの部分?

どうでしょう?!

同じニュアンスの問いですが、
思考を広げられそうですよね?

続きはまた来週、一緒に学んでいきましょう!


【経営者のマインドセットの秘密】
問いは、意識的にデザインする。

■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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自分を選べ。
       by Joe

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今までどんな「自分を」選んできたのだろうか?

この先どんな「自分を」選ぶのだろうか?

自分で選ぶんじゃない。

自分を選ぶんだ。

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