エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。
「伝えたのに動かない」
「方向性を示したのに、表情が変わらない」
現場との“ズレ”を感じたことはありませんか?
多くのリーダーは、そのズレを埋めようと、
さらに丁寧に説明し、情熱を込めて語ります。
しかし、現実は動かないまま…。
実はこのズレ、相手の理解力ややる気の問題ではなく、
「脳の受け取り方」と「心理的距離」がつくる構造にあるかもしれません。
今月のアカデミアでは、脳のしくみと心理的距離の観点から、
「届かない語り」の構造を読み解き、
「現場へ届く伝え方」へと変えていきます。
ぜひ、ご参加ください!
【11/19(水)18:00開催】アカデミア
「なぜそれをやるのか」を語っても動かない
〜脳のしくみと心理的距離感から、“語り方”を見つめ直す〜
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■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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問いかけは、関わり
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前回まで2回にわたり、
主語 / 時間 / 抽象度 / 意図の4軸を使って
〈問いをデザイン〉する方法をご紹介しました。
▽ 問いをデザインする ▽
前編 https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_538/
後編 https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_539/
もうお気づきかもしれませんが、
実は、問いをデザインするとき、
大切にしてほしいことがあります。
それは、〈観察=Pay attention〉です。
というのも、
4つの軸のどれを使って問いをデザインするのか考える時、
その起点になるのは“相手の状態”です。
未来に不安を抱いている人に、
未来志向なアイデアを求めていいのだろうか?
現状を把握していない人だから、
正確な数字を見せながら話そうか?
自分のことで頭がいっぱいになり思考停止しているから、
視点を「チーム」に向けてみようか?
相手は今、どういう状態?
どこに触れようか?
…と、常に観察してこそ、
的確な問いがデザインできるようになります。
さて、問いかけの目的は〈思考を促すこと〉でしたね?
そこに私なりの視点を入れてみると
“問いかけ=関わり”
という関係性がある気がしています。
問いかけることは、
共に考えていくために関わること。
そう意識するだけで、
問いを発する側にも変化が起きると思うんです。
「どうなっているの?」
(事実を把握するための質問)
↓
「どうなっているの?」
(一緒に考えよう!と、思考を促す問いかけ)
…という感じで、同じ言葉でも含まれた意味が違ってくる。
そこに“デザイン”を加えると、
相手からの返答も違ってくると思います。
あなたの思考が動き出すことで、
相手の思考も動き出すのです。
そう考えると、
問いを失った組織は関わりを失った組織であり、
危機感を感じますね。
組織を強くしていくために
共に思考し、共に揺れ、共に気づく!
そのためにも、“関わる”という視点を、
私も皆さんも、共に大事にしていきましょう。
【経営者のマインドセットの秘密】
問いかけることは
共に考えていくために関わること
■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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言葉を選ぶより
まなざしを選べ。
by Joe
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まなざしとは相手に浴びせるビームのこと。
あなたは、自分のビームを使い、
相手に影響を与えることができます。
・「感謝」ビーム
・「一緒にやろうぜ!」ビーム
・「嫉妬」ビーム
・「ムカつく!」ビーム
あなたは、その人にどんなビームを浴びせたいですか?
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