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『問いかけは、関わり』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.540~

エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

「伝えたのに動かない」
「方向性を示したのに、表情が変わらない」

現場との“ズレ”を感じたことはありませんか?

多くのリーダーは、そのズレを埋めようと、
さらに丁寧に説明し、情熱を込めて語ります。
しかし、現実は動かないまま…。

実はこのズレ、相手の理解力ややる気の問題ではなく、
脳の受け取り方」と「心理的距離」がつくる構造にあるかもしれません。

今月のアカデミアでは、脳のしくみと心理的距離の観点から、
「届かない語り」の構造を読み解き、
「現場へ届く伝え方」へと変えていきます。

ぜひ、ご参加ください!

11/19(水)18:00開催】アカデミア
「なぜそれをやるのか」を語っても動かない
〜脳のしくみと心理的距離感から、“語り方”を見つめ直す〜

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■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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問いかけは、関わり
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前回まで2回にわたり、
主語 / 時間 / 抽象度 / 意図の4軸を使って
〈問いをデザイン〉する方法をご紹介しました。

▽ 問いをデザインする ▽
前編 https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_538/
後編 https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_539/

もうお気づきかもしれませんが、
実は、問いをデザインするとき、
大切にしてほしいことがあります。

それは、〈観察=Pay attention〉です。

というのも、
4つの軸のどれを使って問いをデザインするのか考える時、
その起点になるのは“相手の状態”です。

未来に不安を抱いている人に、
未来志向なアイデアを求めていいのだろうか?

現状を把握していない人だから、
正確な数字を見せながら話そうか?

自分のことで頭がいっぱいになり思考停止しているから、
視点を「チーム」に向けてみようか?

相手は今、どういう状態?
どこに触れようか?

…と、常に観察してこそ、
的確な問いがデザインできるようになります。

さて、問いかけの目的は〈思考を促すこと〉でしたね?

そこに私なりの視点を入れてみると
“問いかけ=関わり”
という関係性がある気がしています。

問いかけることは、
共に考えていくために関わること。

そう意識するだけで、
問いを発する側にも変化が起きると思うんです。

「どうなっているの?」
(事実を把握するための質問)
  ↓
「どうなっているの?」
(一緒に考えよう!と、思考を促す問いかけ)

…という感じで、同じ言葉でも含まれた意味が違ってくる。

そこに“デザイン”を加えると、
相手からの返答も違ってくると思います。

あなたの思考が動き出すことで、
相手の思考も動き出すのです。

そう考えると、
問いを失った組織は関わりを失った組織であり、
危機感を感じますね。

組織を強くしていくために
共に思考し、共に揺れ、共に気づく!

そのためにも、“関わるという視点を、
私も皆さんも、共に大事にしていきましょう。


【経営者のマインドセットの秘密】
問いかけることは
共に考えていくために関わること

■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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言葉を選ぶより
 まなざしを選べ。
    
          by Joe

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まなざしとは相手に浴びせるビームのこと。

あなたは、自分のビームを使い、
相手に影響を与えることができます。
・「感謝」ビーム
・「一緒にやろうぜ!」ビーム
・「嫉妬」ビーム
・「ムカつく!」ビーム

あなたは、その人にどんなビームを浴びせたいですか?

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