エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

最近、部下や幹部との会話で
「反応がいつもと違うな…」
「どこか本音が見えない…」
そんな小さな違和感を覚えたことはありませんか？

多くの場合、相手を見ているつもりでも、
実は、自分の意味づけで相手を解釈してしまい、
本音への入り口をこちら側から閉じていることがあります。

そこで12月のアカデミアでは、
キャリブレーションをテーマに、
相手の変化そのものを捉える技術と、
対話を一段深いレベルへ導く実践ステップをお伝えします。

「視線・呼吸・声のトーンの変化から、何が読めるのか？」
「本音の入口を開く声かけは、どのタイミングなのか？」

その「見えない情報」を扱えるかどうかで、
組織の動きは大きく変わります。

ぜひご参加ください。
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【12月アカデミア】
観察の深度が組織を変える
〜キャリブレーションが拓く、本音対話のマネジメント〜

日時：12/17（水）18:00〜＠Zoom
詳細はこちら
＞＞https://innerdiving.com/academia/

■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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〈意思のラリー〉を生む思考のフレーム
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意思で動く組織において、
役職に与えられる役割とは？

〈意思のラリーの起点〉になることです。

誰かを役職に任命することは
“任せる / 託す”というよりも
“意思のラリーを起こす”ことだと思います。

たとえばあなたが社長で、
成績が良く現場での信頼も厚いＡさんを
営業部長に任命するとして。

営業方針を決定するために“意思のラリー”を行うと？

「新規営業の単価設定は
　現場をよく知っているＡさんが判断する」

「取引先変更など、リスクを伴う判断は
　社長に相談して決める」

…という感じで“判断の根拠”を共有でき、
その意思をもって現場とも対話ができます。

同じように、対話を通じて〈役割の再定義〉をしたり、
役職を任命すること自体を〈再検討〉したり…

意思のラリーをすることで、
さまざまな判断ができると思います。

つまり役職を与えることは、
任命した人とされた人が一緒に言葉を重ねることで
〈意思を生み出す組織改革〉ではないでしょうか？

そのための参考になる〈思考のフレーム〉をご紹介しますね。

●Step（１）
Q：自分の組織において
　　判断・意思はどこで止まっていますか？

組織内で、意思の流れがどうなっているか？
まずは観察してみてください。

・意思決定は基本的に社長が行なっている
・幹部が判断せず、全て社長に戻している
・一部の部署は独自判断で動いている
・現場は迷いながら判断している

…など、判断・意思がどこで決まっているのか？
消えているのか？全体をみます。

個人事業主の方は、
顧客と自分が一つのチームだと捉えて、
どこで意思決定をしているのか考えてみてくださいね。

↓
●Step（２）
Q：私はどうしたいのか？

判断・意思の流れが見えてきたら、
次はシンプルに、どうなりたいのか？
誰に何をしてほしいのか？
自分に問いかけてください。

・どの意思を誰に持ってほしいのか
・どこまで任せたいのか
・自分が握りたい判断は何か
・どんな役割分担にしたいのか

…など、そこに欲求が含まれていても良いですし、
組織の現状によっては
「今は自分の指示通り動いてもらいたい」
と考えてもOKです。

↓
●Step（３）
Q：誰とどう関わるのか？

１＆２を踏まえて、次の一歩を考えましょう。

「幹部を集めて情報共有し、現状を聞いてみよう」とか。

考えたら行動に移し、
「これで行こう！」という意思が見えてきたら、いいですね！

意思が生まれることで、組織は強くなります。

役割の任命とは、
その意思をデザインする行為なのかもしれません。

【経営者のマインドセットの秘密】
役職に与える役割とは
意思のラリーの起点になること

■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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　　恐れることを恐れるな。

　　　　　by Joe

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恐れがいけないのではありません。
恐れることを恐れているのが問題なのです。

恐れることを許可していないから辛いのです。

恐れに気づき、「おれは、ビビってるーーーー！」
と恐れずに、恐れてみてください！

さらに強くなれるはずです。

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