エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

相手を「理解しよう」とすること。
それ自体は、経営者やリーダーにとって、
とても大切な姿勢ですよね。

ただ一方で、その姿勢が知らないうちに
相手を自分の解釈だけで見てしまうことに
つながっているとしたら…？

・会議での反応が薄い。
・1on1で、どこか噛み合わない。
そんな場面の背景には、「わかろう」とするあまり、
見落としている変化があることがあります。

本日18時〜開催の【12月アカデミア】では、
マインドリーディングとキャリブレーション（観察）の違いを軸に、
相手の本音に近づくための「観察の深度」を扱います。

観察の深度が変わると、
対話は自然と変わり、組織は前に動き出します。
ご参加お待ちしています。
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日時：12月17日（水）18：00〜19：30　zoom
詳細はこちら
https://innerdiving.com/academia/

■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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「語っても届かない」のはなぜか？
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これから先、
システムよりも“チーム”で組織を動かしていくことが、
ますます求められていきます。

すでに多くの人が、チーム力の強化に取り組んでいますよね？

そしてチームを動かす際、皆さんは目的や目標、意義を
しっかり伝えようとしていると思います。

ところが！

いくら思いを込めて語っても、伝わらない…

そんな経験はありませんか？

あるとしたらそれはどんな場面で、
相手のどんな反応や表情から
「届かない」と感じたのでしょうか？

例えば、経営計画発表の日。

社員のことも考えながら念入りな準備をして、練習もして、
「今年はこの方針でいきます」と懸命に話したのに
「…？」という反応。

社員たちに
「日々の仕事で手一杯なんだけど…」
と言わんばかりのうんざりした雰囲気が漂ったり。

または社員との面談の日。

相手の成長を願いながら、業務の意図を伝えたのに
「…はい」と、分かっていないような返事が返ってきたり。

自分の右腕として頼りにしている幹部に思いを語ったら、
「また始まった…」と言いたげな表情をされたり。

なぜ、こういうことが起きるのでしょうか？

話し下手だから？
情熱が足りなかったから？
相手の意識が低いから？

…いろいろなことが頭に浮かびますが、
確かなのは〈語っても届いていない〉という現実です。

先日、組織マネジメントの専門家・井上健一郎先生を
Podcastsのゲストにお迎えしたのですが、
こんなことを教えてくれました。

“コミュニケーションの場面において
　話す側は、話す〈内容〉を重視していて
　聴く側は、話す〈人〉を重視している。

　仕事というのは、関係性で成り立っている。
　だとすると、どんな関係性を、
　どういう状態でつくってきたかが
　ポイントになるのです”

この話をヒントにすると、
〈語っても届いていない〉と感じる背景には、
何か“メカニズム”がありそうですね？

というわけで次回は、
私たちは“どのように語っているのか？”
を紐解いていきます！

【経営者のマインドセットの秘密】
話す側は〈内容〉を
聴く側は〈人〉を重視している

■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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人にかっこつけるな。
　　　自分にかっこつけろ。

　　　　　　　by Joe

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「かっこいい」は、人それぞれ。

他人に対してかっこつけようとすると、
どの人のかっこいいに基準を合わせていいか
わからなくなる…。

自分の「かっこいい」は、自分でわかる。
だから、自分のかっこよさに基準をおく。

そこを目指しているのか？さぼっているのか？
自分でわかる。

だからこそ、かっこいい。

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