VOICE
体験者の声

中山文宣さん

(株)日本パーカーライジング広島工場 代表取締役

オフィシャルサイト /https://www.hiroshima-parker.co.jp/

創立75周年式典を節目に、リスタート。
経営方針の転換を発表!

■コアマインドプログラム(以下、本プログラム)を受講することを決めたきっかけを教えていただけますか?

「経営方針と理念を浸透させたい」という目的でした。2015年に受講しましたが、その年、弊社は創立75周年を迎え、記念式典の準備をしていました。式典用の映像制作の準備などを行い、当日の経営方針発表のプレゼンテーションに向けて、経営者として、自分の思考や気持ちを整えていく必要がありました。

■中山社長にとって、大事な節目を迎えられていたということでしょうか?

そうです。2002年から事業承継の準備を始めていました。2005年に先代が他界し、私が承継しました。そこから、約10年間かけて代替わりを進め、組織的にも世代交代を迎える時期に差し掛かっていました。
その意味でも、2015年は創立75周年という節目であり、「リスタート」と言えるタイミングでした。
再出発の時期だからこそ、改めて「何を成し遂げていきたいのか?」を明確にしたい、しなければならないという思いが強くあり、受講を決心しました。

■当時、どのような課題感を持たれていましたか?

75周年の式典を通して、「経営方針と理念を浸透させたい」という思いが一番強かったですが、既存事業に頼りっぱなしとも言える社風を変えるべく、「新規事業に取り組む」という方針転換を打ち出す予定でした。
先代を支えてきてくださった方々に敬意を表し、きちんと感謝をして、引退の舞台をご用意したい。そして、新しい世代で進んでいくためには、このままの会社ではいけないという気持ちもありました。

■プログラム受講期間、75周年の記念式典を間近に控えていたと思いますが、ご受講によるご自身の変化はありましたか?

はい、ありました。セッションで一番印象的だったのは「ステイトの使い方」です。当時、シャンプーでスッキリした時のステイトのお話をしていただいて・・・(笑)。「シャンプー後のスッキリした感覚を維持したまま、物事に取り組む」みたいな内容です。
要は、プレゼンテーションで成功したゴールイメージを感覚として先に持ってから、その感覚のままで伝えるということ。言葉にすると簡単に聞こえるかもしれませんが、とても大きな影響がありました。スタッフに対する方針発表のプレゼンでも、圧倒的に理解を得られるようになりました。

新規事業が「文句なしの成功」!
「想像力を長く」、成功後の展開まで思考する

■新規事業を展開する上でも影響はありましたか?

ありましたね。新規事業に関しては、文句なしの成功と言っていいと思います。
私の発信力が強化され、明確化な方針を、具体的に伝えてきました。かつては、新規事業を立ち上げることばかりに意識が向いていました。しかし、ステイトが整うことで、想像力を長く働かせるようになりました。

■「想像力を長く」とはどういうことでしょうか?

時間軸が長く、視野が広がり、解像度高く、事業を考えられるようになりました。
新規事業の立ち上げプロセスが明確になり、成功した後の展開まで考えることができました。その結果、今では「文句なしの成功」という評価を下せています。

■敢えて聞かせてください。本プログラムを受講されていなかったら、どんなご自身であったと思われますか?

ものすごく足掻いていたと思います。筋道に囚われ、やり方を転々と変えて、こっちでは尻を叩き、あっちでは背中を押して・・・と振り回されていたと思います。

■今の中山社長から観て、過去からの変化をどう感じていますか?

私は、元来、我が強いタイプではないので、言い切れないことが辛く、葛藤していました。しかし、会社の状況としては、言いたくないことも言わなければなりませんでした。曲げてはいけない部分を押し通さなければならない、という状況に直面することが多かった。なかなか相手に対して言い切れない自分から、「言えるようになった」ということが1番の大きな変化であると感じています。

■具体的には、どのように変わられたのでしょうか?

社内では、寄り添う系のコミュニケーションを取っていましたが、今は、お互いの意見をきちんと交換し、せめぎ合いの中から、価値に換えられています。
外部とのコミュニケーションにも、変化がありました。以前は、「頑張らないといけない」、「負けられない」、「人脈を広げなければ・・・」と考えていましたが、今では良い意味で開き直り、上から目線にもならず、「自然体」で居られます。相手の褒め言葉も、素直に「ありがとうございます」と受け入れられるようになっています(笑)。

■あらゆる人間関係が好循環していますね。改めて、本プログラムの価値はどこでしょうか?

自分自身を見つめ直すことができたり、見つけ出すことができること。「生きる形」を見つけられる。仕事や家庭で色々な事が起きると、本当のありたい姿にすら「ゆらぎ」が起こります。しかし、その「ゆらぎ」さえも受け取ることができる。
人間なので、ついつい上手くやりたいと思ってしまう事もありますが、自分自身を「あるべき姿」に修正して、そのあるべき姿で、欲しい結果を取りに行くことができています。

経営者が「自己を知ること」は、必要な投資!

■本プログラムは、どのような経営者におすすめできますか?

分かっているようで分かっていない自己の存在を、「分かっています!」と言い切ってしまうのはまずいと思います。分かっていない自分のまま、自分の好きなように、トレーニングや瞑想をしていても、欲しい結果を手に入れられるはずがない。
それなら、プロの手を借りて、経営者が自分を知るということは、当然必要な投資であると思います。経営者であれば、是非受けて欲しいです。

■最後に、これから本プログラムを受講・検討されている方へ、一言お願いいたします。

「望むものを手に入れたいと思ったら、手に入れられるように、心を整えよう!」ということでしょうか。(本プログラムを通して)「望む」という意識を本当の意味で感じられるようになります。

■中山社長、本日は貴重なお話ありがとうございました!