エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。
相手に主体性を持たせるには、〈動機付け〉
が必要です。
▽『「動機付け」の定義と理論』▽
https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_446/
相手への動機付けは、「できる部分」と「で
きない部分」があるのですが・・・
今回は、それを見極めていきましょう!
■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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動機づけに影響する〈自己決定感〉とは?
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上司が部下に動機づけしようとする時、「で
きる部分」と「できない部分」があります。
本人の外側から与えられる〈外発的動機づけ〉
はどうでしょう?
例えば、不満を漏らす部下のモチベーション
を上げるために“報酬”を提示してみたら?
効果はあったものの、報酬を与え続けないと
モチベーションが続かない…ということがあ
り得ます。
つまり、一定程度「できる」けど、永続的に
は「できない」わけです。
本人の内側(内面)に起因する〈内発的動機
づけ〉はどうでしょう?
動機づけを求めている人には「できる」けど、
求めていない人には「できない」んです。
そして、動機づけを求めていない相手に〈外
発的動機づけ〉をしようとすると、「やらさ
れ感」が生まれます。
「それ自体はやりたくないけど、報酬がある
ならやります」というモチベーションになる
場合がある、ということです。
さらに、動機づけを求めていない相手に〈内
発的動機づけ〉をしようとすると、今度は拒
絶される場合があります。
上司としては主体的になってほしい部下なの
に、本人は主体的になりたくないので「どう
なりたいなんて聞かないでほしい」と思われ
てしまうのです。
整理すると…
・外発的 / 内発的動機づけを
どのように使えば良いのか?
・内発的動機づけを求めていない人に
どう関わればいいのか?
この2点が課題になりそう!
私は、心理学者のエドワード・デシが唱えた
〈自己決定理論〉に注目しています。
「内発的動機づけは、内面に沸き起こった興
味・関心に基づく動機づけであり〈自己決定
感〉に強く影響する」というもの。
そして〈自己決定感〉とは
・有能性=私は〇〇ができる
・関係性=私は〇〇のためにやる
・自律性=私は〇〇を意識してやる
という、3つの欲求が支えているそうです。
私たちは部下の主体性を高めたい時、この
〈自己決定感〉にアプローチする必要があり
そうですね!
次回はそのアプローチ法を学んでいきます。
【経営者のマインドセットの秘密】
内発的動機づけは
〈自己決定感〉に強く影響する
■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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私は、完璧だ。なんでもできる。
失敗もできるし、
落ち込むこともできる。
そして、
立ち直ることさえできる。
どうだ参ったか。
by Joe
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完璧=なんでもできると訳すなら、
失敗くらい できないと。
落ち込むのも できないと。
完璧ではありませんね。
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