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『「経営に専念する」とは?』~経営者のマインドセットの秘密 Vol.497~

エグゼクティブ・コーチの
秋山ジョー賢司です。

前回「分離体制の問題」について、
私の経験をもとにお伝えしました。
https://joe-akiyama.com/cst_mailmag/mailmag_496/

今日は、「経営」を軸に、現場との関わり方や
長期的な成長を実現するためはどうすべきか?
について一緒に考えていきましょう。

■■ 今週のテーマ━━━━━━━━━■■■
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「経営に専念する」とは?
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経営者は「経営に専念するべき」と言われたら、
皆さんはどういう意味だと捉えますか?

おそらく多くの人は、こう思うでしょう。

「現場のことは現場に任せる。
 数字を見ながら、経営判断をしていくのが
 私の仕事だ」

例えるなら経営は“頭”、現場は“体”。

経営者が考えて、現場は動く。

分離体制(思考)です。

ちなみに、
よく“現場の声を吸い上げる”と言いますね。

経営者が現場の話を聞くということで、
一見分離体制ではなさそうですが、実はこれも、
頭と体がパイプ(マネージャーなど)で
繋がっているだけ。

繋がっているけれど、
やはり頭と体は離れているので、
分離体制に変わりないんです。

これらの状態だと、現場は受け身の状態になり、
〈自ら思考する〉という気持ちになれません。

つまり〈長期的な成長〉ができません。

それでいいのでしょうか?!

もういちど、最初の質問に戻ります。

「経営に専念するべき」とは、
どういう意味でしょうか?

仮に“経営=現場を管理して利益を上げること”
という前提に立てば、
分離思考はマッチしています。

ロジック的には間違っていません。

ただ、長期的な成長をしたいなら?

私は、“経営”という言葉をもう一つ別の視点で
捉えたいと思うんです。

「経営とは、解決策を模索しながら
 共に未来を描いていく」
という視点です。

もちろん、管理やマネジメントも必要です。

ただし、“経営=現場を管理して利益を上げる
こと”だけになると、分離思考にしかなれません。

そうではなく、例えば何か問題が起きたとき、
経営者であるあなたも、現場も、
皆がその問題を共有する。

そして経営者は現場にも意見を求めながら、
現場も経営者の意図を感じ取りながら、
共に考え、動けたら良いと思いませんか?!

そうなるための戦略とは?
また次回、一緒に考えていきましょう!


【経営者のマインドセットの秘密】
経営とは、解決策を模索しながら
共に未来を描いていくこと

■■ 今週のJOE語録━━━━━━━━■■■
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世の中に、“正しい答え”などない。

それを承知で、
“自分たちの正解”を決めていく。

           by Joe

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正解を外(他者、社会)に求めると
混乱します。

「自分たちにとっての正解」を決めて
進んでいく。

それが、新しい時代の生き方なのです。



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