私の恩師からの紹介でした。何度か、秋山先生について教えていただくうちに、自分自身の中で、表面的な理解ではなく、「もっと知りたい!」という願望が強くなっていきました。
本業である歯科医院経営は、順調に上手くいっており、軌道に乗っていました。
2020年前半は、コロナ禍で苦労しましたが、6月頃からはV字回復。とてもいい流れが来ていると感じていました。この勢いのまま、もっと拡大して、事業を大きくしていきたい。ロケットエンジンを噴射する感じで、とにかく前に進みたい。そのような想いの中で、2020年10月からプログラム受講を決めました。
自分の第六感というか、まさに「直観」が働いた感じでした。
今こそ、秋山先生の力を直接お借りするタイミングだと。当時、自分のエネルギーがとても高まっていましたが、そのエネルギーの向かう先が分からず、どう扱えば良いのかも分からなかった。エネルギーの向かうべき先を理解するためにも、自分と向き合う必要があると思いました。
秋山先生の生の講義は、初めてでした。純粋な好奇心と何かヒントを得られたらいいなと思い、受講しました。セミナーに参加した時点では、まだプログラム受講の決断をしていなかったのですが、講義を聞いて、受講のアウトカムが見えた感じでした。
セミナー内で、ガンダムのモビルスーツの話をされていました。まずは、スーツの性能を知らないといけない。それを知ることが、自分自身を知ることだと仰っていました。それを聞いた時、「今、私は、自分自身のことを何も知らないのか・・・」と衝撃を受けたのを覚えています
「知っているつもり」ではいました。
一方で、自分自身の見たくない欠点や弱さに目を背けたり、蓋をしている感じはありました。「弱い自分」がいる事を分かってはいましたが、向き合う自信や勇気がなかったので、目を背け、解釈を変えていたのだと思います。
40代になって、仕事をしていく上で、コアビジョンを知りたかった。自分が何のために生まれてきて、何のために生きていく人生なのか。そのためには、秋山先生しかいないと思いました。
実は、受講前、秋山先生はとても怖い人だと思っていました(笑)。
クールで近寄り難い。変なことを聞いたら一刀両断にされるような、冷静沈着で物事に動じず、常に神の裁判官みたいにジャッジするようなイメージでした。
でも、事前面談で一気にイメージが変わりました。秋山先生の温かさや人間味に触れることで、妙に安心感を感じて、「この人なら大丈夫!」と思えました。
プログラムを受けている時は無我夢中でした。
秋山先生からの課題をこなすのに、とにかく必死で、自分の変化に気づく余裕は殆どありませんでした。
しかし、「コアバリュー」や「コアステイト」が見えてくると、自分の中での変化が見えてくるようになり、自分の「内面」に対しての感覚が鋭くなっていきました。
日々、自分を振り返ることが大変でしたね。
振り返ることで、自分が今まで蓋をしてきた事が出てくるので、それに向き合う事が非常に大変でした。ただ、それは自分にとっては絶対必要なことだと思っていたので、とても辛い事なのですが、成長できているなという実感はありました。
本プログラム終了後も、秋山先生との月1回の個別セッションをお願いしました。ゴールは明確に見えていましたが、エネルギーのコントロール方法が分からなかったので、調整をお願いしました。いわゆる調律を行い、バランスを整えるという感じです。
仰ってくださった通り、行動力は昔からそこそこあるなと思います。見切り発車でも、やると決めたらやってしまうタイプです。
そんな中で、周りを巻き込むエネルギーが増えた一方で、それをどのように扱って良いか分からなかった。
自分の「コアビジョン」や「コアステイト」に立ち返った時、きちんと周りを巻き込めるようなエネルギーにしないといけないと思うようになりました。
巻き込むためではなく、自分の深いところで大切にしている「貢献のマインド」をきちんと大事にして動けています。
今までは、「貢献」のアウトカムが曖昧でした。しかし、セッションを通して、貢献のアウトカムが明確になり、周りのスタッフにも広げていこうと思って、行動しています。
「貢献」のアウトカムは、患者さんの健康だけではなく、その方の笑顔を作ることや、その方が人生の中で輝くことです。
「ただ歯医者に来て、虫歯を治して終わり」ではなく、虫歯が治ったことで、その方の生活が楽しくなったり、笑顔になったり、また別の人にも優しくすることができる。歯がとても痛いのに、人に優しくしろ、親切にしろなんて無理ですよね。
今は、私が考える「貢献」のアウトカムが言語化されたので、スタッフや社員にもうまく伝えられるようになりました。
話は大きくなりますが、目指しているのはまさにそういう事です。
もう一つ大事にしていることがあります。健康や笑顔になった方から、私たちもきちんと感謝され、必要とされるという事です。「貢献」とは、決して一方通行ではないと思っています。プールで水を押すと戻ってくるような感じ。自分達のした事がきちんと良い形で戻ってきて、輪が広がっていくのが大切だと思っています。
はい、ありました。
プログラムを通して決断が早くなったので、事業への投資で大きなお金を動かすことが怖くなくなりました。アウトカムが明確なので、事業に対する迷いがなくなった。これは本プログラムを受講したおかげですね。
もちろん、ありました。
今こうして振り返ってみても、色々起きたことに対して、きちんと向き合ってきたなと思えます。本プログラムを受講していなかったら、他責になり、スタッフやコロナのせいとか、自分自身に真正面には向き合えなかったと思います。
当時、自分に向き合う事がとても辛かったですが、逃げずに向き合えたのは、困った時には秋山先生がいるという安心感が、自分を奮い立たせたのかもしれません。
本当に良かったと思います。
過去のままの自分だったら、相当荒れていたし、不機嫌になったり、イライラしていたと思います。負のスパイラルで、もがいていたでしょうね(笑)。
最近は、自分の弱さやダメな所にも、きちんと自己否定できるようになってきました。先日、スタッフにもそんな自分をさらけだせるようになり、良い意味で肩の力が抜け、自然体で、うまくエネルギーを使えています。
経営者であれば、自分自身を絶対に知らないといけないですし、自分自身に向き合わなければならないと思います。これは簡単にはできない。
自分を知った上で、しっかり事業を進めていく事を考えると、本プログラムの投資対効果は、とても良いです。私自身、回収出来ていますし、プラスになっています。
まずは、この投資は絶対に無駄にならないという事を、伝えさせてください。
経営者にとって最も大切な経営資源は、「時間」です。本プログラムの受講は、「時間を買うこと」だと思います。
先ほど、経営者は必ず自分に向き合う事が必要な時がくるとお伝えしましたが、それは、秋山先生の言葉を借りれば、「変容」が必要な時です。
ビジネスを進化させ、次のステージにいくために必要なのが「変容」です。多くの経営者の方は、勉強熱心であり、知識も経験もたくさんあります。
そのため、ご自身の力で変容を遂げることができるかもしれませんが、それには莫大なエネルギーと時間を要します。先が読めない世の中では、時間のロスは致命的。
秋山先生という最高の伴走者を得て、自己に向き合い、変容を遂げ、次のステージに短時間で、最短距離で行く。
ぜひ、秋山先生と一緒に自己の世界観への旅に出てもらいたいです。挑戦してみる価値は必ずあるので、ぜひ挑戦していただきたいですね。